こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。

指導者が選手との信頼関係を良好にしていくためのポイント

今回は指導者が選手との信頼関係を良好にしていくためのポイントをお伝えします。

コミュニケーションが取れないと、実際の技術指導でも言いたいことが伝わりにくかったりします。

よく言われることですが、選手あっての指導者(コーチ)ということがやはり大事だと感じます。

コーチは、選手が望む場所に行くことをサポートする立場であって、コーチの望みが先にあるわけではないということです。

一方通行の関係性ではなく、お互いの意見を交換できる関係性を作っていくことが大事ですね。

例えば、A君が「ホームランは打てないけれど、ヒットを打ちまくるあのプロ野球選手みたいになりたい!」という気持ちを持っていたとします。

コーチがA君を見た感じだとタイプ的には、あまり合っていない感じがします。

A君はパワーもあるし、ホームランバッターが似合いそう。

もったいない感じもします。

そんな場合は、あなたならA君にどう声かけをしますか?

私なら、まずはA君の気持ちや理想を尊重します。

その上で、A君のホームランを打てる可能性を伝えてあげます。

伝えた上でA君がどんな選手を目指すかはA君の自由意志に委ねます。

自分の気持ちがあるところにしか本気になれない

人は、自分の気持ちがあるところにしか本気になれないものです。

なので、A君の本音を大事にして本気で目指すことをサポートすることに徹します。

もちろん、コーチ自身の本音(「ホームランバッターの方が似合う」)もあるので、A君を尊重し、丁寧にコミュニケーションをとっていくことが大事だと思います。

お互いに尊重し合いながら、相手の本音を丁寧に聞き、良くなっていく方向性を模索していくことが良好な関係性が築けていると思います。

また、その子にとっての特別な話をすることも信頼関係を築く上でとても大事なことだと思っています。

例えば、学校のイベントや何が好きで何が嫌いかなど、友達とするような他愛もない話をすることも信頼を育みます。

自分の事ををわかってくれる人には、人は心を開くものですよね。

まずは、コーチから選手を理解しようとすることが大切です。

みなさんもぜひ意識してみてくださいね^^