【内外野手向け】送球がノビない原因と2つの改善メニュー
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
今日は、内外野手で多い「送球がノビない」という悩みの原因と改善方法について解説していきます。
こんな選手におすすめの内容です!
- 送球が伸びず、失速してしまう
- キャッチボールでは球がいくのに、野手の送球では球がいかない
- さらに伸びる球が投げたい!
送球が伸びない原因は?
まず、なぜそもそも球が伸びていかなかったり、球が失速してしまうのでしょうか?
それは2つの原因が考えられます。
原因①:そもそもの投球動作が悪い
これは、投げる動作自体に問題があり、効率的な動作ができていない為、球に力が伝わらず、球が伸びないということがあります。
この場合は、以下の動画などで投げ方自体を良くしていく必要があります。
原因②:送球動作の際に、トップが作れない
内野手や外野手が送球する時に、体が突っ込んでしまい、押し投げや手投げのようになり送球が弱くなってしまい場合があります。
今回は、この送球動作の際に、トップが作れず、球が伸びないパターンの改善方法について練習方法をお伝えしていきます。
守備の流れは大きく分けると、捕球→ステップ→送球というようになります。
その捕球の際に、股が割れないことで上体が送球方向に突っ込み、体の軸が倒れることでトップが適切に作れず、腕がしっかり振れなくなります。
また、軸足がグラブ側の足の前側に来ないで、後ろに引いたり、横に寄せるように小さくステップすることで、体が横にブレやすくなったり、ステップの勢いが使えずに手投げの原因になります。
よって根本的な問題は、以下にあります。
- 股を割って捕球姿勢をとれないこと
- ステップ時に軸足がグラブ側の足の前側に来ないこと
これらを解決するメニューをご紹介していきます。
送球が伸びない根本的な原因を改善する2つのメニュー
グーパーキャッチ
股を割れない場合は、股関節が硬いか、その動作自体を体が覚えていない場合があります。
このメニューをやることで、股関節の柔軟性の向上と適切な捕球姿勢を覚えられます。
回数:6回〜10回程度(※無理のない範囲で行ってください)
やり方:-
グーの形でしゃがみボールを待つ
-
パーの形で足を開き、股関節を引き込むようにして腰を落とす
※上記、1と2の動作を繰り返す。詳しくは動画をご参照ください。
ビックステップ
ステップ時に軸足がグラブ側の足の前側に来ない場合は、その動作自体を体が覚えていない場合が多いです。
なので、意識付けとして、少し大げさに大きいステップで練習していきます。
回数:5回〜20回(体力に応じて回数を調整してください)
やり方:
- 左足のつま先を上げた状態で捕球姿勢をとる
- 左足を踏み込むと同時に右足を左足の前側に大きくジャンプするようにステップする
- トップの姿勢をとる
この2つの練習をすることで、トップの姿勢が適切に作れるようになり、腕がしっかり振れるようになります。
そして、ノビのある送球が安定して投げれるようになると思います。
ぜひやってみてくださいね!
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