こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。

このコラムでは、筋力アップのために必要な、下半身のトレーニングについてご紹介していきます。

今回は、シングルレッグスクワットと呼ばれる、下半身の筋力を向上させるのに重要となる種目です。

シングルレッグスクワットの目的

下半身の筋力の重要性は、これまでのコラムでも繰り返し解説してきました。

今回ご紹介するシングルレッグスクワットは、他のエクササイズに比べて難易度も強度も高い種目です。

以前にご紹介したスクワットやランジなどの非常に重要な種目と一緒に行うと、さらに下半身〜全身への刺激が高まって効果的です。

シングルレッグスクワットは名前の通り、片脚で行うスクワットです。

通常のスクワットでは体重を両脚で支えるのに対し、こちらは片脚で支えるので、負荷の量が大きくなります。

また、バランスを取るために全身の筋肉を微調整して使いながら動作を行う必要があるため、体幹の軸を作る能力も養われます。

特別な道具がなくても出来るため、スクワットやランジのフォームが正しく出来たら、是非チャレンジして欲しい種目になります。

シングルレッグスクワットのやり方

  1. スクワットでしゃがんだ際に、ちょうど腰を掛けられる場所に椅子を置きます。
  2. 椅子のセッティングが終わったら、片脚で立ったところから、椅子にゆっくり座るようにお尻を下げていきます。
  3. 椅子にお尻が触れたら(完全に座るわけではありません)、立ち上がります。
  4. 動作中はバランスを保つように意識します。
  5. 難易度が高い場合は、初めは椅子に座ってから立ち上がるようにしても構いません。

上記の動作を8~10回、2~3セット行います。

シングルレッグスクワットの効果

  • 下半身の筋力を満遍なく鍛えることができます。
  • また、片足でバランスを取りながら行うため、体幹の調整力を鍛えるのにも効果的です。

積極的に行なって、パフォーマンス向上とケガの予防に努めていきましょう!