こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。

今回はバッティングや守備の正確性を高める眼のトレーニングをご紹介します。

眼の使い方には、中心視野周辺視野があります。

中心視野は物を正確に細かく見るように使い、周辺視野は動いている物の軌道をざっくり把握したりするのに使います。

1点を見つめた時の周辺に見えるボヤケた部分が周辺視野で見える部分です。

野球では主に周辺視野でボールの軌道を把握しますので、周辺視をうまく使えるようにするトレーニングをご紹介します。

また、動いているものを見る能力は、動体視力と言われ、その能力を高めるトレーニングもご紹介します。

ビジョントレーニングを紹介!

周辺視野ボールキャッチ

基礎的な周辺視野のトレーニングです。

  • 3〜5mくらいの距離を取り2人1組を作る
  • お互いに直立した状態で投げ手側は下からボールをトスする
  • 受け手側は、投げ手側の1点(目・鼻・胸など)を注視し、終始目線を外さずボールを周辺視(ボヤッと見る)で捕球する

※怪我防止の為、柔らかいボールをご使用下さい

周辺視野ボールキャッチ

周辺視野連続ボールキャッチ

連続でボールキャッチをする方がレベルが上がります。

  • 3〜5mくらいの距離を取り2人1組を作る
  • お互いに直立した状態で投げ手側は下からボールを連続でトスする(5〜10球が目安)
  • 受け手側は、投げ手側の1点(目・鼻・胸など)を注視し、終始目線を外さずボールを周辺視(ボヤッと見る)で捕球する

※怪我防止の為、柔らかいボールをご使用下さい

周辺視野連続ボールキャッチ

周辺視野同時キャッチ

一番難易度が高い周辺視野を使ったボールキャッチです。

  • 3〜5mくらいの距離を取り2人1組を作る
  • お互いに直立した状態で投げ手側は下から2個のボールを同時にトスする
  • 受け手側は、投げ手側の1点(目・鼻・胸など)を注視し、終始目線を外さずボールを周辺視(ボヤッと見る)で捕球する

※怪我防止の為、柔らかいボールをご使用下さい

周辺視野同時キャッチ

動体視力壁当て

  • 受け手は、壁から3〜5mくらいの距離で守備の捕球姿勢をとり構える
  • 投げ手は、受け手の背後に立ちボールを壁に向かって投げる
  • 受け手は、急に来るボールに反応して片手で捕球する ※どちらの手を使ってもよい
  • 回数は5〜20球程度を1セットとする
※怪我防止の為、柔らかいボールをご使用下さい。

動体視力壁当て<

まとめ

野球はバッティングでも守備でも、ボールを目を使って脳で情報を処理します。

目の使い方、能力が高まることでバッティングのミート力、守備の正確性なども上がるので、ぜひ日常的に取り組んでみてくださいね!

それではまた!