こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。

今回は、野球が上手くなるために大切な基本的な4つの考え方について話していきます。

野球をやり始めたばかりの選手や、伸び悩んでいる選手などにおすすめの内容です。

それでは早速解説していきます。

まずは量をこなすこと

よく量質転化の法則などと言ったりしますが、量をこなしていると様々なことに気がついてきます。

自分自身の課題だったり、着実に成長していっているという感覚を覚えるのもさらっとやっただけでは感じるのは難しいです。

量をこなしていると、いわゆるその人独自のコツみたいなものもわかってきます。

このコツは再現性が高く、自分の武器になります。

ただ、闇雲に数をこなすだけっていうのも方向性が定まっていないので、自分がどうなっていきたいかも考えつつ目標に向かって進んでいくことが大切です。

上手くなる情報はネット上にも増えてきていますが、それを自分の物にして実践で使えるかの方が大事です。

知っているだけではなく、できるレベルまで量をこなして落とし込んでいく必要がありますね。

上手い選手を観察&研究する

今の時代は、昔と比べたらYoutubeなど実際の動作を動画で確認できます。

スロー再生して良い動作をイメージしたり、解析アプリなどを使って自分と比較することで課題が浮き彫りになります。

これを使わない手はないですね。

上手くなるには、上手い選手のイメージが重要なので、先に動画でイメージをつくっておいて練習すると上達スピードも早くなります。

PDCAを回す

理想のイメージを持って量をこなす中で大切なのは、上手くなるサイクルを回し続けていくことです。

仮説→実行→検証→再実行

こうじゃないかな?という仮説を立ててとりあえずやってみます。

やってみたら結果を検証します。

そこでもっとこうやったらいいんじゃないか?という仮説が出てきますので、また実行していきます。

この繰り返しをするなかで、オリジナルの感覚やコツなどを修得して、実践で使える技術になっていきます。

こうしたらいいんじゃないか?

どうしたら更によくなるだろう?

というのは常に考え続ける必要があります。

思考と動作を分けて考える

頭で考えることと体を動かすことは別で考えたほうが良いです。

こういう動作が必要だと判断する知識や見抜く目は理想と比較すると見えやすいですね。

ただ、動作を頭で考えすぎてやろうとすると上手く体現できないことが多いです。

実際に動作を行うときはある程度感覚でやらないといけないと思います。

一流の選手は、感覚で動作をしてみたものと自分のイメージする理想との試行錯誤が上手いですね。

伸び悩む選手は、理屈だけになってしまい、その動作をしないといけないと思いがちなことが多いです。

ある程度失敗を許容する事と感覚でやっていく事を両立させるのが大事だと思います。

体の動くシステムや基本などは原理として押さえて感覚も大事にすることが重要です。