上半身を全体的に鍛える!プッシュアップの目的や正しいやり方を理解しよう!
こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。
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このコラムでは、筋力アップのために必要な、上半身のトレーニングについてご紹介していきます。
今回は、プッシュアップと呼ばれる、上半身の押す動作に負荷を掛けていくトレーニングです。(いわゆる「腕立て伏せ」です)
プッシュアップの目的
プッシュアップは上半身を全体的に鍛えられます。
肘の曲げ伸ばしを行うので、腕に付いている筋肉(特に上腕三頭筋 ※腕の後ろ側の筋肉)は必ず使われます。
また、肩や胸回りの筋肉(三角筋や大胸筋)にも大きな刺激が入ります。
そして、動きを行っているのは肘や肩だけでなく、その根元にある肩甲骨が動いているため、肩甲骨を安定させながらもダイナミックな力を生み出す筋肉(前鋸筋というすごく重要な筋肉)が鍛えられます。
この前鋸筋が働くことで、肩をダイナミックに動かすスポーツでも、肩回りの怪我を防ぐことができます。
ボールを投げたりするスポーツでは、正しくプッシュアップを行うことで多くのメリットがあるんです。
もちろん身体のラインを一直線にすることを意識しているので、コアにも刺激が入りますね。
プッシュアップのやり方
- うつ伏せで、身体の横(胸の横)の手を置き、肘を立てます。
- この時、肘が地面に垂直になるように場所を調整しましょう。
- そこから身体を浮かせ、頭から足先までが一直線な状態を作ります。(コアに力が入っていれば、この状態でキープするだけでも負荷が掛かります。)
- 身体の一直線のラインを保ったまま、胸が地面に付くギリギリのところまで身体を下ろしていきます。
- 地面ギリギリの所まで行ったら、同じく身体の一直線のラインを保ったまま③のスタート姿勢に戻りましょう。
④~⑤の動きの際に、動きの起点は肘ではなく、肩甲骨を意識してみてください。
身体のラインを保てなかったり、下から身体をもとに戻すことができない場合、最初は膝を付いて行う所から始めてみましょう。
この運動を、左右10~15回、2~3セットずつ行います。
プッシュアップの効果
上半身の押す動作に負荷を掛けるため、身体の前面に付いている筋肉が満遍なく鍛えられます。
また、肩甲骨やコアといった、身体の軸を担う部分の安定性に強く関与するので、肩や肘のケガの予防にも効果的です。
正しいフォームを意識して行なって、パフォーマンス向上とケガの予防に努めていきましょう!
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