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スポチューバーTV管理栄養士のはるみ先生です。

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タイトル ストレスと副腎疲労

今日のテーマは『ストレスと副腎疲労』です。

メニュー
  1. はじめに
  2. ジュニアアスリートのストレスの要因
  3. 疲労感が続く時、それは副腎疲労かも
  4. 副腎の働き
  5. 副腎疲労の症状
  6. 副腎疲労を防ぐには
  7. レシピ紹介

はじめに

前回のテーマは、『疲れやすい新学期は生活習慣の見直しが大切!』でしたが、ご覧いただけましたか?

新学期が始まり生活リズムが変化して、身体のストレスが大きかったのではないでしょうか。

もし、いまだに疲労感が取れず、元気が出ない方は、前回の動画をしっかりみて、再度生活習慣を振り返ってみてください。

それでは、今回はストレスから起こる疲労について詳しく紹介していきます。

ジュニアアスリートのストレスの要因

毎日、学校や塾・部活の練習で忙しい日々を過ごすジュニアアスリートは多いのではないでしょうか。

多忙な状態に、試合や学校のテストなどのプレッシャーも加わり、心身ともに疲れてしまうこともあるでしょう。

このような時間に追われた生活や過度なプレッシャーは心身のストレスになることがあります。

疲労感が続く時、それは副腎疲労かも...?

タイトル 疲労感が続く時、それは副腎疲労かも

このような状態が続くことで『副腎疲労』になる人が増えています。

副腎疲労とは、慢性的なストレスや、偏った食事などの影響で副腎が疲労し、ストレスに対処できなくなる状態です。

朝起きることが辛い、疲労感が取れない、やる気が出ないなどの体調不良を慢性的に感じる時は、副腎疲労が疑われます。

副腎の働き

副腎は腎臓の上にある小さな臓器で、ストレスを感じた時にストレスに対抗するホルモンを分泌し、ストレスに対処する働きがあります。

慢性的なストレスにより副腎は過剰に働くことで、抗ストレスホルモンの分泌が悪くなってしまい、ストレスに対処できなくなります。

また、副腎から分泌されるホルモンは自律神経とも密接に関係しています。

副腎疲労が起こると、自律神経のバランスも崩れてしまい、さまざまな体調不良を起こしてしまいます。

自律神経については『自律神経と起立性調整障害について』で紹介していますので、詳しく知りたい人はこちらのコラムと動画をご覧ください。

副腎疲労の症状

副腎疲労の症状は様々で

  • 疲労感
  • やる気がおきない
  • 欲求過多(カフェイン多いコーヒーやコーラ、甘いものなど)
  • 記憶力や集中力の低下
  • 風邪をひきやすい

などのよくある疲労の症状もあれば、胃腸の不調である

  • 食欲不振
  • 下痢

といった症状もあります。

症状がさらに重くなると、

  • 悪寒
  • 冷や汗や顔面が蒼白になる
  • 頻脈
  • 動機
  • 過呼吸
  • 起立性低血圧
  • PMS(月経前症候群)の悪化
  • アレルギー症状
  • 炎症
  • 過敏症

といった日常生活にもかなり影響のある体調不良の症状が出ることもあります。

また精神的な不調としては、

  • 不眠
  • 精神不安定
  • パニック障害
  • うつ

なども挙げられます。

タイトル 副腎疲労を防ぐには

これらの症状がでて疲れ切った副腎を回復させるには、自分のペースの生活リズムで生活し、無理のないスケジュールで、しっかり休息をとることが大切です。

副腎疲労を防ぐには

副腎疲労を防ぐには、副腎の機能が低下する前に対処することが大切です。

心身のストレスを発散させたり、十分な休息をとったり、食生活を見直したりなど、日々を振り返って、できることから始めましょう。

タイトル 副腎疲労を防ぐには

食生活を見直す際には、副腎をサポートする栄養素を摂ることを意識してみましょう!

主な栄養素としては...

タンパク質、ビタミンB群、ビタミンACE、ビタミンD、亜鉛、マグネシウム、オメガ3系脂肪酸、セレンです。

セレンはマグロ、カツオ、ホタテなどの魚介類に多い栄養素です。

その他にも、肉や卵、穀類などにも含まれているので、様々な食材をバランスよく食べましょう!

次回のテーマは、『ビタミンDの働きについて』です。

お楽しみに。

今回使用したテキストはこちらからダウンロードできます

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