【小学生指導】バットを振る前に結果はほぼ決まっている?トップで抑えるべき3つのこと
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回の&動画では、エラー動作が起こっている原因とその解決方法についてお伝えしています。
小学生を実際に指導し、解説をしていますので、指導者の方の指導スキルアップに使って頂ければと思います。
状況の指摘だけにならない事が指導では大切
コラムでは具体的な動作の症状と解説は致しませんので、そちらは動画をご覧になってください。
ここでは指導論についてお伝えしていきます。
指導するにあたってまだ指導歴の浅い方に良くあるのが「状況の指摘」です。
例えば、
- バット下がっているぞ→バットを立てる
- 肩が開いているぞ→肩を開かないように
- 身体前にいっているぞ→身体を残す
の様な感じです。
これはその状況に対して反対の事を指導してる状況です。
これでは中々フォームを改善する事はできません。
なぜかというと、その状況を作り出している原因があるからですね。
バットが下がっている原因はどこか身体の動きにエラーが起こった結果としてバットが下がるという事になります。
その原因を見ずに「バットを立てる」と指導しても対処療法的にしかなりません。
なのでいつまで経っても改善する事は難しいと思います。
選手としても、中々改善されていかないので指導者側ともお互いストレスが溜まってきますね。
これでは悪循環を生みます。
状況の指摘をするだけでなく、その原因を知る事と知ろうとする事が大切です。
選手によっての個体差について
次に選手の個体差についてお伝えをしていきます。
よくある話として、人の身体はそれぞれだからという話を聞く事があります。
これは確かにそうだと思います。
ただし、人の身体なので必ず身体構造の原則・原理は存在します。
またこの空間は物理空間なのでそれに沿っていく事が必要です。
これは個体差というレベルよりも、もっと大きなレベルで万人に共通してある事です。
バッティングフォームもこの
- 身体構造の原則
- 物理の法則
に沿っていく事が理想のフォームつくりになります。
個体差があるのは間違いない事ではありますが、それは細かいミクロの話であって原則的な話ではありません。
今回の解説と練習ももちろんその構造や仕組みを考えた上で構成されています。
ぜひご覧になってください。
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