「速いボール、遅いボールを打つ」それぞれのメリット・デメリット
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラム&動画では、「速いボール、遅いボールを打つ」それぞれメリット・デメリットについてお伝えしていきます。
特に小学生にありがちな事ではありますが、速いボールを打つデメリットについて把握しておく事が大切です。
よくなってしまう例も動画で出していますので、ご覧になってください。
速いボールを打つメリット
まず速いボールを打つメリットについてお伝えしていきます。
小学生だと100km/hを超えるスピードだと一般的に速いボールに部類になるかと思います。
年末に行われているプロジュニアの大会だと、120km/hを超える選手もいますね。
まず速いボールを打つメリットとしては、「速い球速帯で焦る事がなくなる」という事があります。
速い球速帯ですと、身体の反応や目の能力が未発達の場合フォームをつくるという事ができなくなります。
その為、身体的な機能面からも心理的にも不利な状況になります。
これはバッターからいくとクリアしておきたい課題です。
速いボールを打つメリットとしては、そういった球速帯へ対応できるだけの機能が備わってきます。
ここが一番大きなメリットとなります。
速いボールを打つデメリット
次に速いボールを打つデメリットについてお伝えしていきます。
デメリットは「フォームをできない内にスイングをしてしまう」事になります。
球速が速い場合、どうしても三振や凡打を恐れてしまいます。
そうなると、フォームを作って打ちにいく事ができません。
バッティングでは、必ず抑えておきたい動作があります。
この動作をしないと、スイングスピードやミート力が下がります。
その動作については今回のコラムと動画ではお伝えはしませんが、動作を行わずにスイングしてしまう事があります。
このデメリットを理解しておく事が大切です。
遅いボールを打つメリット
遅いボールを打つメリットとしては、動作をする時間的な余裕があるのでフォームがつくりやすい(意識しやすい)点にあります。
小学生だと60km/h〜70km/hあたりになります。
遅いボールでは良くフォームが崩れた状態でインパクトをする事があります。
これも速いボールとは違いますが、フォームが崩されているという事になりますね。
遅い球速帯でもフォームが崩されない練習になります。
デメリットに関しては特にないと思いますが、遅い球速だけ行っていると速い球速への対応力が下がりますので偏って練習する事は避けた方がいいですね。
いかがでしたでしょうか。
理想としては速い球速帯も遅い球速帯も、崩されなくフォームを作れるようになる事ですね。
ぜひ目指してみてください。
このコラム&動画が皆様の為になれば幸いです。
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