肩甲骨から背中周りの筋肉を鍛える！コブラの目的や正しいやり方を理解しよう！

こんにちは！千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐（みうらけいすけ）です。

このコラムでは、筋力アップのために必要な、上半身のトレーニングについてご紹介していきます。

今回は、コブラと呼ばれる、肩甲骨〜背中周りの筋肉を鍛えていく種目になります。

コブラの目的

肩関節は、上半身の動きの中でも、非常に大きな動きを担っており、人間の身体の中では、一番可動域の広い関節です。

ただし、肩を大きく、力強く動かすためには、その根本の部分にあたる、肩甲骨や背中の筋肉が安定していることが必要不可欠です。

現代人は、子どもから大人まで例外なく、前屈みでの姿勢で過ごしていることがほとんどです。

主にスマホが生活の中心になってきていることがその一因をして考えられ、いわゆる猫背になりやすいです。

猫背の姿勢だと、肩甲骨や背中の筋肉を正しく使うことが難しくなり、結果的に上半身の力強さは減っていきます。

コブラはそんな問題の対策に非常に効果的で、姿勢改善にも重要な種目と言えます。

コブラのやり方

1. うつ伏せで、身体の横に手を置きます。
2. そこから肩甲骨を寄せるような意識で、胸を反らしていきます。
3. この時に、腰を反らしたり、腕だけを過剰に上げてしまうことのないように注意し、お尻とお腹に力を入れておきましょう。
4. 肩甲骨を寄せた状態で3秒間キープし、ゆっくり元の状態に戻ります。

この運動を、10~15回、2~3セットずつ行います。

コブラの効果

上半身の力強い動きに必要となる、肩甲骨から背中周りの筋肉を強化することができます。

肩の動きに安定感が生まれるため、肩や肘のケガ予防にも効果的です。

正しいフォームを意識して行なって、パフォーマンス向上とケガの予防に努めていきましょう！