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こんにちは。スポチューバTV編集長の蒲生太郎です。
今回、LESSON OF THE YEAR(レッスン オブ ザ イヤー)の第四弾は「冬にお勧めの守備練習」です。
私たちの高校時代、冬の練習はボールをほとんど使いませんでした。
ひたすら走る、腕がちぎれそうになるまで腕立て伏せ、なんていうのが当たり前でした。
近年は、地球温暖化の影響もあってか冬でも暖かい、ボールを使うチームがほとんどの様ですね。
スポチューバーTVユーザーの皆さん、シーズンオフは技術力をアップする絶好のチャンスです。
シーズン中にはできない、フォームチェック、悪い癖の矯正、基本動作を身につけるなど反復練習でマスターしましょう。
そこで、今回は石毛宏典さん、JBS武蔵の河合コーチに「冬にお勧めの守備練習」というテーマでお話をお聞きしました。

石毛宏典
シーズンオフのこの時期だからこそ、守備もバッティングもフォームづくりに取り組むべきだと思います。
反復練習を繰り返しバランスの良いフォームを身につけましょう。
バランスの良い選手はケガをしません。
今回はバランスの良いフォームづくりのための練習法を紹介します。
基本のドリルです。

私はバランスを重要視します。
このドリルでバランスの良い投げ方を身につけることができます。
次に椅子に座ったドリルを紹介します。
椅子に座った状態では下半身は使えません。
したがって上半身だけに集中し正しい 動きを身につけることができます。
胸から両手を前に出し、上半身を折り曲げて両手でボールを捕ります。


ボールを捕りに行くハンドリングと左右対称のバランスの良いフォームから投げる形を身につけることができます。
動画の中にある悪い見本も参考にしてください。

注意点はグラブ側にあるつま先を必ずあげてください。
つま先をあげる理由は、グラブ側のつま先をあげることで軸足側に体重が残り軸足の膝を曲げることができます。
左右対称のバランスがとれるのです。この軸足の屈伸はとても重要なのです。
LESSON OF THE YEAR VOL1のコラムを合わせて読んでみてください。
つま先をあげることで、突っ込んだり、前のめりになることを回避できます。
突っ込んだ状態から正しい送球体制には移れないのです。
悪い例は、グラブを引いて捕ったり、肩を引いて投げたりすると全体のバランが崩れます。サランラップの練習を思い出してください。
次のドリルは、足を閉じて転がってくるボールに対して右足でテンポを合わせ“パパン“と前に出て捕球体制をつくります。
このときもグラブ側のつま先をあげることを忘れないでください。
捕球から送球への動作はこれまでのドリルと全く同じです。
ボールを捕りに行く時、ボールに対する入り方は、右足の動きが重要となります。
グラブ側(左足)のつま先は上り、逆側(右足)の膝は曲がっていることが必要です。
曲がっている右脚のバネを利用して投げる方向にステップします。
その時の動きを解説すると、



という動きになります。
その時、身体の真ん中でとることが重要です。
左足の前でとるとワンステップで投げることができません。
送球動作にスムースに入ることができないのです。
冬トレでは、基本動作を反復練習で繰り返し、正しい動きを筋肉に覚えこませマスターしましょう。

JBS武蔵・河合コーチ


このトレーニングは反応速度を速くすることと、ボールに追いつくスピードを強化するのにとても役立ちます。
コーンの距離を広げることで体力アップにもつながりますので冬トレにお勧めです。
次回もご期待ください。
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