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こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。
今回は肩を酷使するスポーツには欠かせない、肩周りのバランスについて解説します。
野球やハンドボールといった、ボールを投げるスポーツや、バドミントンやテニスといった、ラケットを振るスポーツでは肩を酷使しています。
肩は人間の身体の中で、一番大きく動く場所です。
様々な動きが出来る反面、上手く使えていないと怪我が起きやすい場所です。
しっかりと予防のエクササイズを行い、ダメージの蓄積を抑えましょう!
肩を酷使するスポーツでは、肩回りの機能に左右差が出るケースが多く見受けられます。
特に投球する側の肩、スイングする側の肩には左右差が顕著に出ます。
代表的な例として、「外旋」と呼ばれる、腕を後ろに捻る動き(野球で例えると、ボールを投げる前の、一番身体を反らした瞬間)を見てみましょう。

外旋の動きでは、利き手側が大きくなります。
一見、競技特有の身体の適応とも言えます。
しかし、肩の後面に付いている筋肉が、過度に緊張して固くなってしまっているという事も考えられます。
外旋に対して、内旋という、腕を前に捻る動きに制限が掛かってしまいます。
図のようなポーズをとった時、明らかな左右差が出ます。
肩だけに限ったことではありませんが、左右差が広がりすぎると怪我に繋がります。
「野球選手だからこういう肩なんです」「サッカー選手だからこういう股関節なんです」というのはもちろんあります。
しかしそれが他の場所に負担を掛けていたり、明らかに負荷が掛かりすぎているような左右差であれば、改善をしていく必要があります。
左右差を改善することによって、
といった悩みを防ぐことに繋がります。
今回は、肩に起きやすい問題を改善していくエクササイズを紹介します。
アームスイープというエクササイズで、日本語に訳すと、「腕で床を掃く」という意味です。
次回は、開脚に特化したエクササイズをご紹介していきます。
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