特別インタビュー「熱中症予防とパフォーマンスアップに効くアスリートの秘密兵器

皆さんこんにちは。管理栄養士のはるみ先生です。

このコーナーでは私が普段使っている食材や調味料についてご紹介させていただきます。

本日は天塩で有名な赤穂化成株式会社を訪問させていただき、営業第2部の氷室誠一様にお話をおうかがいしました。

赤穂化成は12歳以下の世界大会「カル・リプケンワールドシリーズ」に出場する日本代表チームをスポンサードしています。

熱中対策水の特徴について

1. 熱中症予防には、塩分濃度0.1～0.2パーセント程度の水分摂取が推奨されています。
   熱中対策水には、0.16パーセントの塩分が含まれています。
2. 汗の成分は塩だけではありません。汗は体液なので複数のイオンが含まれています。
   「熱中対策水」は発汗によって失われたNa（ナトリウム）・K（カリウム）・Ca（カルシウム）イオンを汗と同じバランスで補給できるところが大きな特徴です。
3. にがり成分を多く含んだ赤穂の天塩を使用しています。美味しさプラスアクティブにビタミン、クエン酸を配合しています。
4. 現代生活に不足しがちなマグネシウムが1本（500ml）に70㎎が入っています。
   特にアスリートは一般人よりも10パーセント以上多くマグネシウムを摂取する必要があります。

にがり成分に含まれるミネラルは熱中症予防に有効であり、マグネシウムはアスリートにとって必須の栄養素

昔ながらの製法にこだわり、にがり成分には、マグネシウム、カリウム、カルシウムなどの必須ミネラルを豊富に含んでいます。

食材のそのもの旨みや甘味を引き出すことのできる美味しいお塩です。

私はレシピの中でご飯を炊く時は天海のにがりを「チョイたし」しています。スポーツにおけるにがりの効果を教えてください。

マグネシウムの効果は、

• 筋肉を柔軟にし、骨をしなやかに強くする働きがある。
• 激しい筋活動によるダメージ、炎症を回復させる。
• 筋量・筋力・パワーの向上。
• カルシウムの吸収促進
• 運動ストレスによって低下した免疫機能の維持回復。

食習慣の変化から日本人のマグネシウム摂取量は年々不足する傾向にあります。12歳から17歳でおよそ40㎎から60mgが不足していると言われています。

マグネシウムが不足すると、

• 筋肉の痙攣
• こむらかえり
• イライラなど精神不安になる

また、長時間のスポーツやトレーニングを行うアスリートは、運動中のマグネシウム利用や発汗、排尿により損失が多くなります。

マグネシウムの不足はパフォーマンスを低下させケガの原因にもつながります。

アスリートは一般の人よりもマグネシウムを多く摂るように心がけましょう。

まとめ

• 熱中症予防には塩分濃度0.1～0.2パーセント程度の水分の補給が推奨されている。熱中対策水の塩分濃度は0.16パーセント。
• さらに、発汗によって失われたNa（ナトリウム）・K（カリウム）・Ca（カルシウム）のイオンを汗と同じバランスで補給できる。
• 天海のにがりを炊飯時に「チョイたし」するだけでアスリート食としての効果は飛躍的にアップします。
• にがり成分に多く含まれているマグネシウムは、筋疲労の回復やカルシウム吸収を助け、パフォーマンスのアップとケガ予防に効果抜群です。
• アスリートは一般の人よりもマグネシウムを多くとる食生活を心がけましょう。

氷室さん、ありがとうございました。

「赤穂の天塩」、「天海のにがり」を使用したレシピをチェックしよう！（写真をクリックするとレシピページに飛びます）

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