こんにちは! スポチューバーTV野球技術担当の河合です。 今回は盗塁の技術についてお伝えしていきます。 盗塁は、小学生の時期ですとアウトにされることのほうが少なかったりしますよね。 ただ、中学・高校と上がるにつれて、ピッチャーとキャッチャーのレベルも上がるので徐々に盗塁しにくくなってきます。 盗塁は足が速くないとできないと思っている方も多いと思いますが、スタートのコツを押さえれば足がそこまで速くなくても盗塁できると感じます。 では、どうすればスタートを速くして盗塁を決められるようになるのか? 盗塁のコツと練習方法について解説していきます。

盗塁の全体像について

まず、盗塁の全体の流れは以下のようになっています。
  1. リード
  2. スタート
  3. スピード
  4. スライディング
この中でも、盗塁の成功の鍵を握っていると感じるのは2のスタートです。 今回は「スタートをより速くする方法」に絞ってお伝えしていきます。 盗塁に関する全体の流れをより詳しく知りたい方は以下をご参照ください。

機動破壊!?『二塁への盗塁』を楽勝に決める4つのコツ【動画付き】

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盗塁の良いスタートに欠かせない「姿勢」とは?

スタートを良くする姿勢とはどんな姿勢なのか?

スタートを良くする姿勢とは、JBS武蔵の守備やバッティングの動画でも再三でできますが、「パワーポジション」という姿勢です。 股関節・膝関節・足関節の3つの関節が適度に曲がっていて、筋肉が適度にリラックスした状態で構えられている姿勢です。  理想的な構えの姿勢

理想的な構えの姿勢_1

理想的な構えの姿勢_2

このパワーポジションで姿勢が作れると、スタートの一歩目がより速く切りやすくなります。 この姿勢では、両足股関節の内旋動作がやりやすくなり、重心移動がよりスピーディーに行えるようになるのでその後の加速につながります。  理想的な構えの姿勢〜スタート時

理想的な構えの姿勢〜スタート時_1

理想的な構えの姿勢〜スタート時_2

盗塁のスタートが速い選手に共通する2つの動作とは?

スタートが速い選手には共通する動作的な特徴が2つあります。 この動作を練習することで、スタートは爆発的に速くなっていきます。 練習方法と併せてご紹介します。
  1. 両股関節の内旋動作で一歩目を勢いよくスタートしている

    両股関節の内旋動作で一歩目を勢いよくスタートしている

    いわゆる「腰を切る」動作ですね。 左足を内側に捻る動作(内旋)と右足股関節が締まっていく動作ができると、スタートの切れ、スタート後の加速が上がっていきます。

    1.の練習法:キャリオカステップ

    キャリオカステップ

    足を前側と後側にクロスしながら横にステップしていきます。 前側にクロスする時にできるだけ速く行ってください。
  2. 重心が低い状態でスタートして加速につなげている 盗塁のスタートの切り方は主に2種類あります。

    2-1.母子球プッシュスタート

    2-1.母子球プッシュスタート

    2-2. 右足を引いて体を倒すスタート

    2-2. 右足を引いて体を倒すスタート

    スタート時に、右足を体の中心付近に引くようにします。 この動作が入ることで、重心を次の塁の方向へ傾け、その後の加速に繋げています。 この右足を引く動作を素早くする練習方法をご紹介します。

    2-2.の練習:クイックスタートドリル

    2-2.の練習:クイックスタートドリル_1

    2-2.の練習:クイックスタートドリル_2

    線をまたいだ状態で軽くお尻を引いて腰を落とします。 そのまま両足で同時でリズムよく小刻みにジャンプし、途中から右足だけ線を超えるようにジャンプします。
  3. ※詳しくは動画をご覧ください

    まとめ

    アップのときや盗塁練習の前後などに取り入れるといいかなぁと思います。 盗塁のスタートを良くする為に、以下の点を押さえて練習してみてくださいね。
    • パワーポジションで構えるようにする
    • 股関節の内旋動作を使ってスタートする
    • 左足の母子球をプッシュするようにスタートするか、右足を引く動作からスタートすることでスタート後の加速を高める
    それではまた!