雨天時の試合の守備で気をつけるポイントについて
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
今回は、雨天時や地面がぬかるんでいる時の守備の注意点についてお伝えしていきます。
こんな選手におすすめです。
- 地面がぬかるんでいる時によく滑ってしまい思うように守備ができない
- 雨でボールが濡れていると、すっぽ抜けてしまう
- 地面がぬかるんでいる時の打球処理のポイントを知りたい
それでは解説していきます。
地面が濡れている時の状況変化による注意点
まず念頭においておくべきことは、<span class="red-txt">雨天中や雨天後は地面が濡れているので「足をとられやすい」ということですね。
地面が乾いている時よりもステップを勢いよくとりにくく、守備範囲は狭くなりやすいです。
なのでなるべく打球傾向を読み、周りの選手との声かけによって守備位置を適切な位置にとるように心掛けます。
またボールが跳ねずに低いバウンドが多いので、「グラブは下から上に使う」意識でいることでトンネルなどを防げます。
特に土のグラウンドの場合、打球の勢いが減るので野手は少し前方に守るのがおすすめです。
芝生や人工芝のグラウンドの場合、ボールが滑って打球の勢いが減りにくいので早めに捕球姿勢をとり準備をしっかりとする方が捕りやすくなります。
実際の動作時の注意点
雨天時や雨天後はとにかく足元が滑るので、土を足で固めるか、滑りにくい位置を見つけて一歩目を切ることが大事です。
また、一歩目はあまり踏み込まずに軽く慎重にスタートを切ります。
強く一歩目を踏み込もうとすると、より滑って足を取られやすくなってしまいます。
実際にスタートを切ったら、小股でステップをしてボールに入っていくことが大事です。
かかとから大きく踏み込んでしまうと滑るので、足裏全体で着地することで足がとられにくくなります。
また送球時にボールが滑りやすいので、あまり指先でスナップをかけて投げない方がいいです。
おすすめは手先で投げるのではなく、ステップの勢いを使って体全身を使って投げることです。
あまりにもボールが濡れていて滑る場合、三本指やわしづかみで握って投げる方法もあります。
これは個人差がありますので、試してみてください。
まとめ
地面が濡れているときは・・・
- 一歩目は慎重に軽く踏み込みスタートする
- 小股のステップでボールへ近づいていくことで、滑るのを防ぐ
- 送球時は、ステップの勢いを使って体全身を使って投げる
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