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こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。
今回は、誰もが知っているトレーニング種目、「腕立て伏せ」について説明したいと思います。
古今東西、腕立て伏せは補強運動の代名詞ともいえるメジャーなトレーニングですよね。
しかし、誰もが知っている反面、正しい腕立て伏せをしている選手は意外にも少ないのです。腕立て伏せをしっかりと理解し、正しく行えばその効果は抜群です。
今回は、この優れたエクササイズについて、解説していきます。
腕立て伏せは、昔から運動部の補強運動定番と言えます。そのる反面、人それぞれでやり方が違うので、効果もバラバラです。
ともすると、効果が出ないばかりか、肩や肘、さらに腰などにも負担を掛けてしまっているケースをよく目にします。
腕立て伏せは、道具も広いスペースも必要なくできる、効果的なエクササイズなのですが、強度も高いので、しっかりとした正しいフォームで行いたいでものです。
まず重要なのは身体のラインで、開始姿勢(肘を伸ばして、地面から身体を浮かせた状態)から、一番地面に近づいた状態の姿勢まで、頭から背骨、足までのラインが一直線になるようにキープしましょう。
この状態を保つには、コアとお尻に力を入れる必要があるのですが、ここが抜けると肩がすくんだり、腰が反ってしまったりして、適切な負荷を掛けることができません。
それどころか、肩や腰に大きな負担をかけることになります。
そもそも腕立て伏せはどこを鍛えている、という質問です。端的に言うと、上半身を全体的に鍛えているのです。
肘の曲げ伸ばしを行うので、腕に付いている筋肉(特に上腕三頭筋 ※腕の後ろ側の筋肉)を必ず使うことになります。
また、肩や胸回りの筋肉(三角筋や大胸筋も)にも大きな刺激が入ります。
そして、動きを行っているのは肘や肩だけでなく、その根元にある肩甲骨が動いているため、肩甲骨を安定させながらもダイナミックな力を生み出す筋肉(前鋸筋というすごく重要な筋肉)が鍛えられます。
この前鋸筋が働くことで、肩をダイナミックに動かすスポーツでも、肩回りの怪我を防ぐことができます。
ボールを投げたりするスポーツでは、正しく腕立てを行うことで多くのメリットがありそうですね!
もちろん身体のラインを一直線にすることを意識しているので、コアにも刺激が入りますよね。
では、上記の内容も含めて、腕立て伏せのやり方をまとめてみましょう
次回は、トレーニングの考え方について、再度おさらいをしたいと思います。
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