あなたは内的派?外的派?意識によって技術向上が変わるフォーカス
こんにちは! スポチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラムと動画では指導者が選手を育成する為の、「意識のさせ方の違い」による技術向上術をお伝えしていきたいと思います。
選手の方も、練習していく時のこの意識の違いを知っておく事は役に立つはずです。
- 最近伸び悩んでるなー
- 選手にうまく伝えられないな
- 選手が最近伸びていなくて指導の引き出しがないな
という様な方へオススメの内容になっております。
意識のさせ方:内的フォーカス
まずは内的フォーカスという事について説明していきたいと思います。
内的の言う言葉通り、「自分の内側に意識を向ける」事が内的フォーカスといいます。
例えば、バッティングのフォームつくりとして、
- トップの位置が低すぎる為に高く修正する
と言う事を目的に練習しているとします。
内的フォーカス場合は、自分の内側から意識を向けるので「この高さまであげよう」と言う様に意識をしていきます。
この様に意識を刷り込んでいく作業は、内的フォーカスとても効果的です。
黙々と努力できる選手であったり、反復が必要な練習である場合は内的フォーカスを使うと良いかと思います。
意識のさせ方:外的フォーカス
もう一つの意識のさせ方としては、「外的フォーカス」になります。
これは内的とは逆で、
- 外にある目標物に対して意識をする
と言う事になります。
先程のトップの位置を修正するとすれば、何かその高さに物をセットします。
(動画ではペアでバットでやっています)
その高さまで手をあげて振ると言う事を意識して練習していきます。
内的フォーカスと違って、目標物に意識を向ける事で「できているかどうか?」という判断がしやすいというメリットがあります。
小学生や集中が続かない場合なのはこちらの方が、継続してできる事も多々あります。
内的と外的どちらがいいか?
ではどちらをやればいいか?
という事になりますが、これはどちらもやるべきであると考えています。
脳は情報を処理したり、イメージを描いて実際にアウトプットしてきます。
それぞれ脳への刺激やインプットが変わるので、同じ目的の練習だとしても、どちらか一方だけやるよりも効果がある事が多いです。
なので選手の特徴や状況によって、使い分ける事ができるとより選手のインプットの刺激が変わります。
それによって、効果的に選手も成長していきますね。
指導者のしても引き出しが増えていきますので、スキルアップに繋がります。
是非ともどちらも試されて見てください。
このコラムと動画が皆さまの為になれば幸いです
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