こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラムでは、コロナウイルスの情勢を踏まえて中々練習ができない人向けの練習です。

チームの活動が残念ながら自粛されている状態が続いています。

何とか気持ちを切らさず頑張っている選手も多い事と思います。

とはいえ素振りだけの練習ではモチベーションの面からも、実力を落とさない点からも限界がありますね。

バッティングで必要な3つの動作を今回はお伝えし、そのドリルも公開しています。

実力が落ちない為にも、素振りにエッセンスを入れていきましょう!

必要な動作&練習①トップを作る:Xタッチング

まず最初の練習はXタッチングの練習です。

やり方は動画をご覧ください。

Xタッチングではステップまでの動作を練習していきます。

着地した姿勢を「割れ」と呼んでいますが、ここまででトップを作る事にも繋がります。

トップの位置を適正にする事で、バットの軌道を正確に入れやすくする効果があります。

また割れの姿勢も作る事ができれば、スイングする距離を確保する事もできバットの加速に有利になります。

筋肉も一度伸ばされる状態になり縮む作用を使って、スイングする事ができます。

  • ミート力をあげる
  • スイングを加速させる

両面から効果的な練習&フォーム作りになります。

必要な動作&練習②体重移動:クラドルスイング

次はクラドルスイングをご紹介します。

こちらもやり方は動画をご覧ください。

クラドルスイングは体重移動の練習となります。

  • 体重移動は力の方向をボールへ向ける事
  • スイング軌道をボールへ入れやすくする

などが主な効果になってきます。

少年野球では出来ていない場合の多い動作でもあります。

出来ているポイントとしては「インパクトで体重が前足に100%乗る」事になります。

チェックの指標として使ってみてください。

必要な動作&練習③回転:正面スイング

次は回転です。

回転といっても色々な部位がありますが、

上半身、特に肩や肩甲骨の動きの回転についてです。

やり方はこちらも動画をご覧ください。

肩甲骨の動きはバッティング動作では重要です。

この部分がしっかり動かないと他の動作ができていても、中々打つ事はできません。

正面スイングは下半身を固定してスイングをする練習です。

これによち上半身の動きを出してスイングをします。

うまく行かない場合は、トップハンド(後ろ腕)が遠く離れる現象が起こります。

ドアスイングとも言われますが多くは肩甲骨の動きが悪いまたは、動かし方がわからない事によって起こっています。

この動作がしっかりとできると、体の近くにグリップを持ってくる事ができます。

所謂「インサイドアウト」という事になりますが、どのコースにも対応しやすいフォームになります。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

普段の素振りにエッセンスをいれて、実力を落とさない為に必要な3つの動作についてお伝えしました。

この時期は大変ではありますが、未来をみて皆で乗り越えていきましょう!