自信がない選手が自信をつけていくにはどうすればいいのか?
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
今回のテーマは「自信」についてです。
自信がない選手よりも自信がある選手のほうが、試合でも思いっきりプレーしやすいですし、野球そのものを楽しみやすいと感じています。
私が現役の頃に感じていたのは、結果によって自信が上がったり下がったりする感覚です。
本物の自信をつけていくには?
結果が出れば、自信を持てる。
結果が出なければ、自信を失う。
本物の自信をつけていくにはどうすればいいのでしょうか?
まず結論から言えば、自信とは、自らを信じるということなので、自分以外の外側のもの(結果、他者)を信じているうちは本物の自信はつきません。
自分を信じるということは、自分自身が思うこと、感じること、考えていることそのものを信じるということです。
コーチが言っているから信じるではなく、コーチが言っていることを信じている自分を信じるということです。
要するに、自分の気持ちや考えを通して物事を判断し、その判断、選択を信じて行動していくことが本物の自信に繋がります。
たとえ結果が出ようが出まいが、自分の思い、考えを通して行動したことであれば、自分を信じて行動したので自分への信頼がついていくということになります。
それが積み重なっていくと揺るがない自信になっていきます。
一番良いのは、自分との約束を守っていくという習慣をもつということです。
例えば、素振りを毎日50回やると決めたら、必ずやるというようなことです。
ただ、できない日も出てくるのが実際だと思います。
そういうときがあっても自分はダメだと思ってしまう必要はありません。
そういう場合は、目標設定がうまくできていなかっただけと考え、修正していきます。
絶対にできるであろう目標を決めて、まずそこをセーフティーネットにします。
素振りで言えば、例えば毎日10回なら必ずできるであろうからそれを最低目標にします。
50回は通常目標に設定してそれを目指して素振りします。
毎日が難しければ、週単位で目標を設定するのもおすすめです。
最低目標、通常目標に関わらず、目標が達成できたら、自分を誇って「今日もできた!」という風に自分で自分を評価することが大事です。
指導者としては選手とコミュニケーションを取り、選手自身に目標を決めてもらうことが大事です。
そうすることで、自分で考えて、自分で決め、できようができまいが結果に対して自分で責任をとることになるので自信に繋がります。
みなさんも自分との約束を守っていき、堂々とした揺るがない自信を作っていって下さい。
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