こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラム&動画では、「123で打つ」時の注意点についてお伝えします。

よく少年野球などでは、123のタイミングで打つという事を言われます。

「123」だけのリズムで打つ時の注意点

インナーワークという言葉がありますが、リズム感と身体の動作を合わせていく事はとても大切です。

しかし「123」だけのリズムで打つ時の注意点もあります。

「123」のリズムだけでスイングをしてしまうと、「バットを加速させる身体の使い方ができなくなる」事があります。

細かな動きがバットを加速させるポイント

大原則として、バットは手で持って使用します。

手は人間の末端部にあり、胴体など中心に比べて細く小さくなっています。

なので大きな力を出す事は苦手な部位でもあります。

その代わり細かい動作ができます。

手先で力んでしまってもいいバッティングはできないですよね。

末端部を加速する為には、骨盤から先行して回転し末端部を加速させていく必要があります。

123でスイングしてしまうと、そういった細かな身体の使い方ができていない事になります。

リズムと動きを合わせる為に、「123」と大まかに動く事は大切です。

しかし、それだけにならないようにする事も次の段階として必要ですね。

回転差がないバッターの特徴は、「ダウンスイングになりやすい」事があります。

回転差がないのでトップが一緒に出てきてしまってスイングの軌道がダウンになりやすいですね。

  • チップばかりになる
  • 打球が飛ばない
  • ヘッドが早くかえる

などの現象が多く出ます。

こういったバッターは注意が必要ですね。

少しのきっかけで改善する事もあります。

同じ事を繰り返すだけでなく、選手も指導者も知識のアップデートや色々な動作を試して見るとよいですね。

今回の記事が皆さまの為になれば幸いです。