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スパルタ指導vsエンジョイ指導〜野球の本当の楽しさとは?

河合 亮

こんにちは!スポチューバーTV野球担当の河合です。
今回は指導者目線から考える野球の楽しさについてお伝えしていきます。

時代は根性論、スパルタ指導からエンジョイ野球、楽しむことが一番大事という風潮に流れてきています。

野球を取り組んでいくときの「楽しさ」に焦点を当てることで、
子ども達を指導していくときの糧にしてみて下さい。

「楽しさ」と言っても色々な概念がある


一概に楽しさと言っても色々な概念がありますね。
ゲームやエンターテイメント的な楽しさももちろんありますが、スポーツの楽しさは別の部分にもあると考えています。

それは、技術的な成長を実感する楽しさにあると思っています。

なので、楽しさだけを求めてフザケてお遊びになってしまうのも、子ども達の成長という観点で見れば良くないと思っています。

目的の達成のために研鑽したりチームも上を目指していますね。

これは勝利至上主義とは違いますが、スポーツには勝敗がつきものなので、
勝利を目指すことは悪いことではないと思っています。

勝利を目指す過程で、成長を実感する楽しさ、喜びが生まれてきます。

真剣に取り組むこと自体が楽しさに繋がる


子どもの頃に時間があっと言う間に過ぎた経験を誰もがしたことがあると思います。
これは、その物事に熱中し、集中しているから時間が短く感じるという体験です。
集中して目の前のことに本気で取り組むことによる楽しさ、充実感というのもスポーツ(野球)を通して得られる楽しさなのではないでしょうか?

また真剣に取り組めば失敗したとしても納得できるので、後悔は残りにくいと思っています。

自分のできる限りのことを尽くすのが真剣や本気ということであって、うまくいこうがいかまいが、自分の誇りや自信になります。

不安や辛いことがありながらも頑張って乗り越えたことが自信になると思います。

その結果として、成長を実感したり、結果が出て楽しさに繋がります。



楽しいと思えることでも嫌になってしまう原因とは?


子ども達が元々楽しんでいたスポーツ(野球)を大人が介入することでつまらなくなってしまうという事がよくあります。
人は自分はそれをやりたいと思っているものでも、他人から命令されて義務感が出てくると途端に楽しくなくなってきます。

これは勉強などが良い例ですね。
「勉強やりなさい!宿題やりなさい!」って言われ続けていると、勉強はやらなければいけないものという認識になり、自分がやりたいからやるという気持ちは減っていき、受け身の姿勢になります。

そうなると、進んで勉強したいとは思わず、最低限の勉強しかしなくなります。

逆に言うと、子どもにゲームなどをやめさせたいときは、「ゲームやらなきゃだめ!」って言い続けたら、義務に変わってやらなくなる可能性が高いです。

楽しさは、自分が主体的にやりたいという気持ちがまずは必要だと思います。

自分から楽しさを見出していくことが大事で、
自分の意識や行動によって、変化を生むことが楽しさに繋がっていくと思っています。

ぜひ、子ども達の「やりたい!」という気持ちを尊重し、スポーツ(野球)の自分なりの楽しさを見出してほしいと思います。

執筆者

河合 亮

JBS武蔵 コーチ