こんにちは!野球技術担当の河合です。

今日は、自宅や室内でも簡単にできる守備練習をお伝えしていきます。

主に、ボールを捕るのに最も重要な「空間認知能力」が鍛えられる練習となっています。

空間認知能力とは、簡単に言えばボールの位置を正確に把握してボールをうまくつかむ能力です。

また「踏み込みキャッチ」という練習では、守備に必要な下半身の筋力が鍛えられます。

継続して続けるとじわじわ上達してくるような練習となっています。

どんな選手向けで、どんな場面で使える守備の自主練習?

  • 集中が続きにくい低学年の選手向け
  • 難易度を上げれば高学年の選手のグラブさばきの練習になる
  • 雨の日に室内でできる
  • チーム練習時にゲーム形式で取り組むと楽しみながらできる

それでは、練習メニューの説明となります。

動画を見ることでより理解できますのでマネしながらやってみてください。

自宅や室内で誰でもできる守備の自主練習メニュー

立膝キャッチ

立膝キャッチ

効果

グラブさばきがうまくなる。ボールを捕る感覚が自然に身につく

やり方

数メートルの距離から下からボールを投げてもらい捕球する

ポイント

グローブを下から前に出すようにする(グラブは引かない)

  • レベル1:正面のゴロ
  • レベル2:バウンドさせたボール
  • レベル3:スピードの強弱をつける

こちらの動画でも詳しく解説しています。

アメリカの少年がみんなやっている守備練習!?「グラブさばき上達練」

踏み込みキャッチ

踏み込みキャッチ

効果

下半身を鍛えながら、空間認知能力を鍛える

やり方

数メートルの距離から下からボールを投げてもらい、一歩踏み込んで捕球する

正面と正面から左のボールは「左足踏み込み&フォアハンド捕球」

正面より右側は「右足踏み込み&バックハンド(逆シングル)で捕球」

※左投げの選手は逆で考えて下さい

ポイント

しっかり股を割り、股関節を引き込むような基本姿勢をとりながら行う

慣れてきたら様々なボールのバリエーションをつけ難易度を上げていくことで、より実践に近い形にしていくことでより上達していきます。

【バリエーション例】

  • スピードの強弱をつける
  • バウンドの強弱をつける
  • バウンドの種類(ショート、落ち際、ハーフ)を変化させる

簡単にできて捕球の基礎が身につく練習なので、ぜひ楽しみながらやってみてください。