こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。

今回は野球肘、野球肩を防ぐための肘下がり、担ぎ投げ改善ドリルをご紹介していきます。

小、中学生年代の野球肘(特に内側)、野球肩は本当によく起こります。
また完治したとしても、一度かかってしまうと再発することも多いと言われています。

正しい投げ方を身につけることで、なるべく負担がかからないようにしたいものですね。

それでは解説していきます。

正しい投げ方を身につけよう

腕を挙げていくテークバック時に肘が肩のラインよりも下にあると肘や肩が引っ張られて野球肘や野球肩に繋がります。

故障しにくいテークバックとしては、肩のラインと同じくらいまで肘が挙がってきて、ボールを持っている手は肩のラインと同じかそれよりも上側に来ます。

内側に腕を捻じりながら肩を横に上げてきます。

小指を上に向けながら挙げていくことで腕が内側に捻じられます。

またボールの位置は肩のラインよりも前側から挙げてきます。

肩のラインよりもボールが背中側に入った状態で挙げようとすると、腕が挙がらなくなります。

ではキャッチボールなどで簡単に意識できるドリルをご紹介していきます。

セパレートスロードリル

  • ボールを捕球したら肘を張るようにその場で両手の小指を上にして「割れ」を作る
    ※胸を張る意識でもOK
  • そのまま送球していく

良くない例としては、手をそのまま上げることです(小指が上を向いていない、あまり胸を張っていない)

キャッチボールなどで簡単に行えるドリルですので、ぜひやってみてください。