こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラム&動画では、前肘の使い方について勘違いが多い部分をお伝えしていきます。

昨今はMLBを始め、NPB、独立リーグ、社会人、大学生、高校生でも150km/hのボールを投げるのがごく普通の時代になりました。

これに伴いバッティングの技術も進化をしています。

それの一つに「肘抜き」がありますが、インコースのボールを打つ際に腕を伸ばさずにボトムハンド側の肘を曲げたまま打つ技術になります。

回転の半径を小さくする事、インパクトの位置を近づける事により、ボールを見る時間を長くしてインパクトすることになります。

ジャイアンツの坂本選手がインコースを打つ時によく行っていますね。

そのイメージを持たれている方も多いかと思います。

勘違いの多い肘の抜き方

勘違いの多い肘抜きの方法として、「腕だけで支点(グリップ)を動かしてしまう」事があります。

バッティングではバットは胸椎の回旋と同調してバットが出てきます。

実際には他の動作も関わってきますが、これにより連動性を損なう事なく身体の法則に沿ったバッティングフォームになります。

腕だけで支点を動かしてしまう場合が、胸椎との連動や他の部位との連動性を欠いたバッティングフォームになります。

なので、インパクトしてもボールへの耐衝撃性やスイングスピードが上がった状態でインパクトする事が難しくなるため強くボールを打ち返す事が難しくなります。

一つのチェックの目安としては、

  • グリップが体の正面よりも外側に行く
  • グリップが先行してバットが出る
  • 手首のリストターンでバットヘッドも返る

ような現象が出ている時は注意が必要です。

動画では映像とともにより詳しく解説しておりますので、そちらも合わせてご覧になって下さい。

このコラム&動画が皆様のためになれば幸いです。