教える事が最大の学び!選手にして欲しい「教える」経験の効果
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラム&動画では、選手の能力を高めるだけでなく、理解度を深めていく方法についてお伝えします。
指導者の立場になると、一生懸命教えても相手の理解が深まっていなかったり、行動に移してくれないという事はよくある話です。
それを見て指導者もついつい強い口調になってしまったり、お互いの関係性を悪化してしまう事にもなりかねません。
指導者自らが教えなくても選手が、勝手に学びを深めてしまう方法について理解しましょう。
教える事が最大の学び
これは一般的にもよく言われる事ですが、
「教わった事は更に別の人にアウトプットする」
つまり教える事が最大の学びになります。
指導者-選手はコーチチングの関係が理想的と考えていますが、まだコミュニケーションの方向性が一方的なティーチングの現状がほとんどだと思います。
この場合指導者としては教えたつもりでも、
- どれくらい選手が理解しているか
という点が不明瞭になりがちです。
選手も指導者から確認をとられても、ついつい返事だけをしがちです。
これではお互いにとって損失でしかありません。
人にアウトプットする事で、
- 思考を整理する
- 体系立てて説明する
- 伝わる言葉を選ぶ
- 自分の理解度が定着する
- 理解度は深まる事で行動しやすくなる
などモチベーションなどにも効果を発揮します。
もちろん他の効果も期待できるでしょう。
指導者としては、
「選手がどれくらい理解をしているか」
の確認を取る事ができます。
どこで理解ができなくなってしまったのか、指導者自身の伝え方は適切だったか、理解はできているが表現する事ができていないだけなのか、など会話や仕草から読み取れる情報は多数に渡ります。
指導者と選手の立場を逆転させてみよう
あえて立場を逆転させてやってみるのも、選手の学びには効果的になると思います。
選手には新しい体験にもなりますし、教える事や伝える事の難しさも感じる事もできると思います。
ただできない事→できる事に変えていく事が上達や成長であると思っています。
技術だけでなく、そういった面からの成長ももちろん欠かす事ができません。
最終的にはセルフコーチングを
人に教える経験をすると思考が定着していきます。
これは最終的に自分で自分をコーチするセルフコーチングに繋がってきます。
結局最終的にはどれだけ自分をコーチングでできるかが肝になります。
理論や情報は一世代前に比べたくさん出回る様になりました。
ここから肝心なポイントは、
「情報を取捨選択すること」
「情報に左右されずに自分で真偽を見極め実行できること」
が要求されていく時代になると思います。
その為にも自ら考え工夫する癖をつけていく事が、未来のプロ野球選手や一流選手のマストなスキルになってくるかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アウトプットの重要性から将来に渡って必要なセルフコーチングの話までさせて頂きました。
このコラム&動画が皆さまの為になれば幸いです。
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