バッティングフォームチェックにも使える!スイングプレーンの作り方
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラム&動画ではバッティングにおける上半身の使い方についてお伝えをしていきます。
- 手打ちで悩んでいる方
- ボールとのミート力をUPさせたい方
- どういった使い方をすればいいかわからない方
- スイング軌道の作り方
などのお悩みを持っている方は参考になるかと思います。
スイングプレーンとは
スイングプレーンとは、円盤状にできるスイングの通り道のことです。
あくまでもイメージですが、フラフープを持って投げるような軌道ですね。
スイングプレーンを作る方法は?
スイングにおいてスイングプレーンを作ることはとても大切な要素となります。
インパクト時に正中線(体の中心)とバットの角度は、ほぼ90度になります。
この関係性を崩さない最後まで振り抜くことで、スイングプレーンを作ることができます。
効率的なスイングの場合、スイングプレーンを通る事は必須です。
スイングのスタートやインパクト後にスイングプレーンからスイング軌道は外れてしまうケースがよくありますが、
これはフォームの何かしらがエラーを起こしている可能性があります。
スイングプレーン形成には上胴の使い方とタイミングが大切
スイングプレーン上にスイングをしていくには、上胴(胸)の使い方が重要です。
胸椎は左右に40度ほど捻ることができます。
この胸を捻る動きを十分に使うことに加えて、その動きに同調して腕を使っていく必要があります。
運動連鎖と言いますが、骨盤から始動をして、
- 体幹部
- 上胴
- 腕
- バット
この順番でスイングをしていきます。
順番が狂ってしまうと所謂手打ちという状態になりますね。
経験則ではありますが、上胴の動きに腕とバットが連動してこないケースがほとんどです。
「こねる」「ドアスイング」「バットが下がる」なども原因様々ありますがここの動作不良によって起こるケースもあります。
良いスイングプレーンを作った上でスイングをしていくには
- 動作を理解する事
- それに合う手段として練習を設定していくこと
が必要です。
スイングプレーンを作る練習方法
ここからは練習方法についてお伝えをしていきます。
動画では実践映像とともに説明していますので、是非合わせてご覧になって下さい。
①足の肩幅より開きパワーポジションを形成する(股関節を曲げる)
②軸足へのタメや体重移動は使わずにトップを作る
③そのままスイングをする
この手順になります。
スイングプレーンを作れない、よくあるエラー動作
スイングプレーンを作れない直接的な原因は、上胴から連動が使えないケースがほとんどです。
この練習では、下半身をせずにスイングをするので上胴の動きを正確に行う必要があります。
腕や胸の回転が弱いと、スイングプレーンに対して、下がってしまいます。
また、胸の回転力が足りず、腕(主に前腕)の力に頼ってしまっている選手は、スイングプレーンからスイング軌道が外れてしまいます。
繰り返しになりますが、如何に身体とバットの関係を90度をスイングの最後まで保ち続けられているかが重要です。
フォームのチェックやコンディションの確認、またどの時点でスイングプレーンが作れていないかでスイングのどの部分に意識をおき、練習するかのポイントになります。
小学生から上のカテゴリーの選手まで使用して欲しい考え方と、基礎(必須)練習として大切な練習になります。
是非ご活用ください。
このコラム&動画が皆様のためになれば幸いです。
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