【内野守備のコツ】実戦で活かす為の守備練習3か条
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
練習ではうまく捕れるけど、試合になったら途端に捕れなかったり、悪送球してしまうという選手も多いのではないかと思います。
今回はそのような選手に向けて、試合本番でアウトにできるようにする為の内野守備のコツをご紹介します。
意識すべきポイントが大きく3つありますので、ひとつずつチェックしてみてください。
1.試合で来そうな様々な打球をノックし、体に染み込ませておく
以下の動画で打球傾向を踏まえながら守備練習をしてみてください。
【内野手向け】捕球の対応力を上げる7つの打球種類について
2.時間を意識してタイムを測ってノックをする(4秒、インパクトからファーストが捕るまで3.8秒以内を目安に)
練習では、ランナーをつけて守備練習をしないことも多いと思います。
実際に試合でランナーがいる状態だと焦ってしまう選手も多いと思いますので、
たまにはランナー付きでノックをしたり、タイムを測って練習をすると良いですね。
もし、ランナーをつけずにタイムも測らない場合には、ランナーがいるイメージをもって、意識的に全体の動作を素早く行うようにしてみたりする必要があると思います。
ただし、目的はアウトにすることなので、焦る必要はなく、どんな打球でも素早く動く必要もありません。
必ずアウトにするために重要な「速く正確に打球処理をする」5つのポイントについてお伝えします。
①スタートの判断の良さと速さ
パワーポジション(骨盤前傾)で構え、スプリットステップによって、素早く適切に一歩目を切っていきます。
②ボールまで詰める速さ
回り込みすぎないことと直前まであまり細かいステップもしすぎない方が、ロスが少ないのでボールまで素早く入っていけます。
自分の左側(左投げは逆)にボールを捉えながらゴロの距離を詰めていきます。
③捕球姿勢
腰が落ちすぎずにパワーポジションをキープしたまま捕球していきます。できれば右足重心で捕球することで、次のスムーズなステップに繋がるようになります。
④スムーズなステップ
捕球後は、右足を素早く左足の前(横)に持っていきます。そうすることでステップの勢いが増し、強いスローイングに繋がっていきます。
⑤正確で強いスローイング
トップがしっかり作れることが正確で強いスローイングを行う上でもっとも大事なので、ステップ後にトップの姿勢を通過して送球するようにします。
3.状況別でシートノックや紅白戦をやる
最後の総仕上げとして、頭の準備(状況判断)をしっかりできているかを状況別のシートノックや紅白戦で確認してみてください。
まとめ
- 試合で来そうな様々な打球をノックし、体に染み込ませておく
- 時間を意識してタイムを測ってノックをする
- 状況別でシートノックや紅白戦をやる
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