こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回の動画では、「野球クイズ」を行なっています。

内容については動画をご確認ください。

今回コラムの方では動画のクイズ内でも取り扱った、「野球指導の定説」について説明します。

よく野球では定説とされている指導方法というものがあります。

一例を出すと、

  • 肩を下げるな
  • 軸足で踏ん張ってスイングをしろ
  • 上から叩け
  • スイング後にボールを押し込め
  • ゴロを打て

などが定説になっています。

しかし最近では見直しもされています。

解析や海外の情報も入ってくるようになり、技術論も変化しています。

今回の動画では「肩を下げる」事についてクイズ形式で出していますのでご覧ください。

コラムでは指導論について続けていきたいと思います。

指導者もアップデートを続けよう

野球では保守的な指導者も一定数存在しています。

最近では関係各所の方の努力もあり、多少の減少傾向にあります。

しかし、

  • 罵声を浴びせる
  • 怒鳴りつける
  • 過度な練習による故障
  • 理不尽な指導

などが多く存在しているのが実態です。

普段私はLINEなどを使って相談の連絡をいただく事もありますが、 技術の相談以外で多いのは指導者とのトラブルです。

その中でも多いのが、「理由がわからず怒られる」という事。

  • なぜ怒られているのかわからない
  • やろうとしているけどできない

というケースが圧倒的に多いです。

1つの理由に、「因果関係から指導ができていない」という事があげられます。

野球は非常に高度な能力を要求されます。

小さなボールを細いバットに正確に、しかも強く当てなければヒットやホームランを打つ事はできません。

なのでとても難しいスポーツです。

それ故に個人の「感覚」というものがひと昔前では、尊重されていました。

実際の動き(フォーム)と感覚にはどうしてもズレがあるものです。

一昔前では自分のフォームをじっくりと映像として見る事もなかった為、 感覚とのギャップを埋める事ができなかったと推測しています。

デバイスも発達した現代においては、「成績を残すバッターにおける共通項」がある程度見えるようになってきました。

その一つが今回クイズとして出した「肩を下げるか?or下げないか」 という事になります。

指導者自身が経験した出来事、上手くいった事、良いものは今の選手達にも 伝えていく必要があります。

しかし、それだけにこだわり過ぎてしまうと 自分自身の考えに囚われてしまう事になります。

そうなると今の選手の感性や指導理論とはギャップが出てきます。

事が大きくなってくるにつれ、「理不尽な指導」や「罵声」などが発生します。

指導者は基本的に大人である事が多いと思います。

しっかりと自身の考えだけでなく、指導者自身がアップデートし続ける事が必要です。

そういった考えの元今回の動画を作成しておりますので、 是非ご覧になってください。

この動画&コラムが皆様の為になれば幸いです。