こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。

今回は、腹筋を鍛えるトレーニングについてです。

スポーツをしていない方でも、「腹筋トレーニング」といえば、ある程度の想像が付くと思います。

今回は、その腹筋トレーニングについての解説です。

目次
  1. 腹筋も大事な筋肉
    • 他のトレーニングと同じでフォームが重要
    • 抵抗に耐える力が重要
  2. 基本的な運動をおさらいしよう
    • ニートゥーチェスト
  3. まとめ

腹筋も大事な筋肉

腹筋も背中や太もも、お尻といった大きい筋肉と重要で、欠かせない筋肉です。

細かく見ていくと多少の違いはありますが、基本的には他の筋肉と同様で、満遍なく鍛えていかないといけません。

しかしながら、腹筋だけは昔から異なった考え方をされるのも事実です。

他のトレーニングと同じでフォームが重要

トレーニングは全てにおいて、一番重要なのはフォームです。

フォームが正しくないと、成果が出ません。

そればかりか怪我に繋がってしまいます。

フォームがあって、その次に回数やセット数、負荷の掛け方、といった内容に目を向けて行く必要があります。

しかしながら、腹筋運動は、とにかく多い量を行っている現場を頻繁に目にします。

しっかりとした目的があれば良いのですが、何も考えずに50回、100回と行わせるのは良くありません。

高回数をやみくもに行っている選手を見ていると、そのほとんどは、代償運動が大きく入ったフォームで行っています。

腹筋も他の運動と同じで、意識すべき点を踏まえて、正しいフォームで行いたいですね。

抵抗に耐える力が重要

腹筋には色々な役割があって、身体を丸めたり捻ったり固めたりとした際に、力を発揮します。

そのため、トレーニングも、上体起こしや、同じ姿勢でキープするトレーニングなどに偏りがちです。

もちろんそういったトレーニングは大事ですが、同時に行って欲しいのは、上半身と下半身が引き離されていく負荷に「我慢して耐える」という強さです。

実際に捻りを伴うスポーツの多くは、上半身と下半身が絞られるように動きます。

その際に、強い捻りの中で、軸をコントロールしているのは、この「耐える力」になります。

本日はその基本から入っていきます。

基本的な運動をおさらいしよう

今回は誰でも初期から導入出来る種目になります。

ニートゥチェスト

  1. 仰向けで脚を伸ばし、身体を後ろに倒して肘をつきます。
  2. 脚を地面から浮かせ、キープします。
  3. そこから、膝を胸に近づけるように脚を折りたたみ、脚を元の伸びた場所まで伸ばしていく、という動作を繰り返します。
  4. この動作を10回~15回繰り返します。

レベルが上がってきたら、脚を捻りながら胸に膝を近づけたり、逆に脚を捻りながら身体から離すやり方などがあります。

スピードや勢いは付けずに、一定のペースで行ってみましょう。

まとめ

  • 腹筋運動も、回数や負荷より、まずはフォーム
  • 身体の軸を保つように我慢しておく腹筋のトレーニングを覚えよう

次回もお楽しみに!