腹筋運動は、腰に負担を掛けずに、適切に行おう
こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。
今回は、腹筋を鍛えるトレーニングについてです。
スポーツをしていない方でも、「腹筋トレーニング」といえば、ある程度の想像が付くと思います。
今回は、その腹筋トレーニングについての解説です。
目次
- 腹筋も大事な筋肉
- 他のトレーニングと同じでフォームが重要
- 抵抗に耐える力が重要
- 基本的な運動をおさらいしよう
- ニートゥーチェスト
- まとめ
腹筋も大事な筋肉
腹筋も背中や太もも、お尻といった大きい筋肉と重要で、欠かせない筋肉です。
細かく見ていくと多少の違いはありますが、基本的には他の筋肉と同様で、満遍なく鍛えていかないといけません。
しかしながら、腹筋だけは昔から異なった考え方をされるのも事実です。
他のトレーニングと同じでフォームが重要
トレーニングは全てにおいて、一番重要なのはフォームです。
フォームが正しくないと、成果が出ません。
そればかりか怪我に繋がってしまいます。
フォームがあって、その次に回数やセット数、負荷の掛け方、といった内容に目を向けて行く必要があります。
しかしながら、腹筋運動は、とにかく多い量を行っている現場を頻繁に目にします。
しっかりとした目的があれば良いのですが、何も考えずに50回、100回と行わせるのは良くありません。
高回数をやみくもに行っている選手を見ていると、そのほとんどは、代償運動が大きく入ったフォームで行っています。
腹筋も他の運動と同じで、意識すべき点を踏まえて、正しいフォームで行いたいですね。
抵抗に耐える力が重要
腹筋には色々な役割があって、身体を丸めたり捻ったり固めたりとした際に、力を発揮します。
そのため、トレーニングも、上体起こしや、同じ姿勢でキープするトレーニングなどに偏りがちです。
もちろんそういったトレーニングは大事ですが、同時に行って欲しいのは、上半身と下半身が引き離されていく負荷に「我慢して耐える」という強さです。
実際に捻りを伴うスポーツの多くは、上半身と下半身が絞られるように動きます。
その際に、強い捻りの中で、軸をコントロールしているのは、この「耐える力」になります。
本日はその基本から入っていきます。
基本的な運動をおさらいしよう
今回は誰でも初期から導入出来る種目になります。
ニートゥチェスト
- 仰向けで脚を伸ばし、身体を後ろに倒して肘をつきます。
- 脚を地面から浮かせ、キープします。
- そこから、膝を胸に近づけるように脚を折りたたみ、脚を元の伸びた場所まで伸ばしていく、という動作を繰り返します。
- この動作を10回~15回繰り返します。
レベルが上がってきたら、脚を捻りながら胸に膝を近づけたり、逆に脚を捻りながら身体から離すやり方などがあります。
スピードや勢いは付けずに、一定のペースで行ってみましょう。
まとめ
- 腹筋運動も、回数や負荷より、まずはフォーム
- 身体の軸を保つように我慢しておく腹筋のトレーニングを覚えよう
次回もお楽しみに!
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