こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラム&動画では、強いスイングまた崩されないフォームを作る為に必要な事をお伝えします。

バッティングでは当たり前ですが、当然ヒットやホームランを打つ事が大前提です。

バッティングで凡打する時は、タイミングが合わない事が多いですね。

  • 泳がされたスイング
  • 開きの早いスイング
  • 突っ込んでしまったスイング

などが代表的なものでしょうか。

もちろんタイミングには何も問題なくても打ち損じてしまう事もあります。

しかしバッティングのほとんどは「タイミングが合っていない」と一言で片付けられます。

その多くはフォームが適切にできない事で、自らフォームを崩してしまっている事も少なくありません。

また同じ「身体が開く」という現象でもその原因は様々です。

風邪を引いた時でも同じですよね。

「風邪で熱がある」という現象が同じだとしてもその原因は様々です。

「疲労がたまって免疫力が落ちてしまった」、「菌を保有している人の接触してしまった」など原因は全て違います。

バッティングにおいてもこれと同じような事が起こっています。

「開く」という現象は同じでも、その原因が違うので一様に「身体が開いているぞ」と指導者から指摘をされていても原因解決にはなりません。

打つ前までで自らフォームを崩してしまう事よってタイミングをが合わない(各現象が出てくる)という事になります。

その原因は大きくわけると3つに分類されます。

  • 原因①:軸足股関節の屈曲不足
  • 原因②:軸足股関節の内旋不足
  • 原因③:前側(ピッチャー側)肩甲骨の外転不足

の3つです。

多くの現象はこの3つの動作ができていない事に帰結する事が多いです。

動画の方で動作については詳しく説明をしていますので、そちらをご覧になってください。

原因を抽象的な言葉にしない

ここから今回の動画の内容とは少し趣旨が違いますが、打てない時の原因を探っていくときに抽象的な言葉をできるだけ使用しない方がいいです。

例えば打てないときは「調子が悪い」という言葉を使う事があると思います。

打てる時はその逆にもなります。

これは原因に対して漠然と考えている事になります。

何も技術だけに原因がないかもしれませんが、メンタル状態や準備の違い、疲労度によっても変わってきます。

バッティングもとても精密な且つ力強さが求められます。

「調子が悪い」の一言だけで片付けてしまうとその原因を深く考える事ができずに、また元の状態になるのに時間がかかったりロスが起こる事がります。

全て原因を特定する事はできませんが、それでも普段と何が違うのか?という事を俯瞰して客観的に見る視点がないと成長は鈍化していく事になります。

感覚的に優れていて言語化するのが、苦手な選手がこのような傾向が多いです。

決して一言で片付ける事なく、意識的にやる事を覚えていくといいですね!

では今回のコラム&動画は以上です。

皆様の野球のヒントになれば幸いです。