【9割の人が知らない】ボールをよく見ろの真実!ミート率が向上する裏ワザ
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラム&動画では目の使い方についてです。
直接的なフォームや技術の話ではありませんが、ミート力向上にも影響がありますのでお伝えしていきます。
周辺視野と中心視野
周辺視野と中心視野と呼ばれる目の使い方があります。
「周辺視野」は全体を捉えて速く動くものなどを認識します。
逆に細かい繊細に見る事は苦手です。
「中心視野」は物をはっきりと見る事ができます。
じっと見て模様や色などを正確に見る能力となり、周辺視の逆で速く動いているものを捉える事はしにくいです。
バッティングでは周辺視野と中心視野のどちらが大切?
では野球では、「周辺視野」と「中心視野」のどちらが必要でしょうか?
実はボールをよくみるという事からも中心視野というイメージがありますが、周辺視野でボールを見ています。
インパクトのシーンなどでボールを見ると言いますが、眼球の動きではボールの速度で追う事はできません。
その為「周辺視野」で予測をして、打っています。
優秀なバッター程、ピッチャーの全体(一説には肘から手付近)を捉えて見ていると言われていますね。
なぜ「ボールを見ろ」と言われるのか?
にも関わらず野球指導の現場では「ボールをよく見る」とバッティング指導をされる事もあります。
これはなぜでしょうか?
推測の話にはなりますが、「ボールをよく見る」という意識が顔の向きの固定化に繋がる事が多い為と考えています。
打てないバッターやミートできないバッターはオーバースイングしてしまい、顔の向きが大きく動く事があります。
これは回転の効率などが下がる事に加えて、目の位置も大幅に動くのでミート率のマイナス要因となります。
その為「ボールをよく見る」くらいの感覚で顔が固定がされやすくなるという事になります。
あくまで本当にボールをよく見るという事でなく、顔の固定化によってフォームを理想的にする為の感覚的な手段の1つですね。
いかかでしたでしょうか。
目の使い方と顔の向きがバッティングにおいてどう影響するかをお伝えしてきました。
動画では練習方法もご紹介していますので、ご覧ください。
今回のコラム&動画が皆さまの為になれば幸いです。
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