内野手のカットプレーの基本的な流れとポイントについて
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
今回は、内野手のカットプレーについての基本について解説していきたいと思います。
カットプレーがうまくいくことで、アウトにできるプレーや阻止できる進塁は数多くあると思います。
また、カットプレーにはいわゆる見えないエラーも含まれることもあるでしょう。
レベルが上がれば上がるほど、大事な要素になってくると思いますので、ぜひ基本をおさえて練習してみてください。
★こんな方におすすめの内容です
- カットプレーの基本について知りたい
- いつもうまくカットに入れない
- 素早くカットしてから送球する方法を知りたい
今回は、カットプレーの動きを大きく3つに分けてポイントを列挙し、解説していきます。
動画も併せてご覧頂くことで理解が深まります。
カットプレーの動きの基礎を抑えよう!
①事前準備〜カットの位置に入るまで
- ボールが外野に飛ぶ前にどこに飛んだらどういう動きをすべきかイメージしておく
- 外野手と送球する塁との直線上で、適切な距離に入る
- 外野手が送球する際の目安(的の役割)になる
飛んだボールの行方とランナーの状況を確認するために首を横に振りながら追っていきます。
外野手の肩の強さや捕球状態を考えながら入る位置(距離間隔)を調整し、なるべく送球塁と外野手との直線上に入ります。
②捕球〜送球直前まで
- 足を動かして外野手からの送球がどこに来ても捕球できるように足を動かして待つ
- ボールを捕球した外野手に対して正対し構え、送球が来たら半身に切り替えて捕球する
外野手からのボールが来たら足を動かしながら半身になって捕球することで次の送球動作までが速くなり、送球にも勢いがつきやすいです。
グラブにボールが入るタイミングで軽くジャンプして右足(右投げの場合)を浮かしておくと、その後の強い送球につながりやすいです。
③送球
- 捕球する相手がタッチしやすい低いボールで送球する
捕球相手がタッチしやすい低いボールで送球するのがポイントです。
高くて悪送球するよりは低いボールでバウンドする方が相手が捕れる可能性が生まれます。
おすすめの練習方法
- 近い距離からトスしてもらい捕球〜送球までのリズムを確認する
- 距離を遠くしてもスムーズに捕球〜送球までのリズムを保てるようにする
- キャッチボールの時などに3人〜4人で等間隔に直線を作り、間に挟まれている選手がカットプレーの練習をする
まとめ
- ランナーの状況を確認しながらカットの位置へ向かう
- 外野手の的になり、適度な距離で外野手と送球する塁との直線上に入ること
- 捕球から送球まではなるべく早くし、低くて強い送球を心がける
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