こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラム&動画では、「逆スイングをするとスイングスピードは上がるのか?」についてお伝えします。

昨今では、計測機器が一般でも購入できるようになりました。

スイングスピードやスイングの軌道なども簡単に計測できるようになりました。

エンゼルスの大谷選手もMIZUNO社のブラストモーションを使用しているそうです。

販売価格も2万〜3万程度なので購入できる価格帯です。

計測機器を使用するメリットについても、コラムでお伝えします。

逆スイングでスイングスピードは上がるのか?

まず今回の検証内容である、逆スイングをすることでスイングスピードが上がるか?です。

  • 通常スイング(10回)
  • 逆スイング(10回)
  • 通常スイング

の比較をしてみた所、約1km/hのアップとなりました。

ただこれは試技の回数などを踏まえると、誤差の範囲内と思います。

実際には今回の検証ではスイングスピードへの変化はありませんでした。

計測器を使用するメリット

計測器を使用するメリットについてお伝えをしていきたいと思います。

今回の検証では変化はありませんでしたが、使用することによって変化を観察できることが大きなメリットの1つです。

  • MAXはどれくらいか?
  • 平均はどれくらいか?

まずこれらを知ることは自分の能力値の確認の為に重要です。

知った上で、

  • 何をするとMAXが出やすいか?
  • 平均を落とさないようには同したら良いか?

などが理解できてきます。

例えば、「力いっぱいスイングしても意外とスイングスピードが出ない」など実際と自分の感覚をすり合わせることにも繋がります。

一例ではありますが、この点は感覚だけに頼ることなく事実を数値で見れることはより改善の糸口や方向性を見出すことに繋がってきます。

他にも工夫次第でも使用方法もありますが、私たちがよく使用する方法としては、

  • 特定のコースでスイングスピードが落ちているいないか?
  • スイング軌道にエラーは出ていないか?

などを良く使用しています。

計測できる数値やメカニクスを組み合わせることによって課題も抽出できます。

目的のない練習をすることや避けることができます。

スイング角度も計測できますので、スイングスピードを計測すると角度がわかるだけでもかなり有効なツールになることと思います。

いかがでしたでしょうか?

このコラムと動画が皆さまの為になれば幸いです。