守備のうまい選手に共通する「リズム感」を身につけるポイントと練習メニュー
こんにちは!スポチューバーTV野球技術担当の河合です。
今回は、守備のリズム感というテーマでお伝えしていきます。
守備のうまい選手には、一定のリズムがあるように感じたことはありませんか?
長嶋茂雄さんも華麗な守備でファンを賑わせましたが、リズム感がとても優れているように感じますね。
日本人は、4拍子のリズムには慣れているけど、8拍子や16拍子、また裏拍をとることが苦手と言われています。
サッカーやバスケ、ラグビーなど相手をフェイントでかわす事が必要なスポーツでは、この裏拍のリズムなどをとれないと相手を翻弄する動きはできないですね。
野球でもゴロバウンドの微妙な変化に対して、4拍子のリズムだけで動いている選手だと対応が効かない場面が出てきます。
バウンドにうまく合わせられる能力を高める意味でも、リズム感を養うトレーニングをやってみてください。アップなどで取り入れることをおすすめします。
シャッフル
「イチ・ニ・サン」のリズムを養うトレーニングです。
守備の捕球時に、右足で踏み込んで、左足を開く動き(右投げの場合)と類似するステップなので、練習することでスムーズな捕球のリズムができるようになります。
※詳しくは動画をご覧ください。
ギャロップ
馬が走っているようなリズムです。
「タッタカ、タッタカ、タッタカ」のようなリズムの練習となります。
こちらは裏拍を感じやすくなる練習ですので、守備の細かいステップの上達に繋がります。
※詳しくは動画をご覧ください。
実際の守備のリズムとは?
まずは、4つのリズムで自分の体を動かしてみましょう。守備の捕球時のリズムをやってみましょう。
※左投げの方は、逆で考えてください。
イチ:捕球直前で右足で踏み込む
ニ :左足を開いて捕球する
サン:捕球後に右足を体の前側に出す
ヨン:左足で踏み込んでスローイングする
また一連の守備の流れを自分なりのリズムを感じながら行うことで、よりスムーズな動きになっていきます。
私の場合だと、スッとスタートして、サーッとボールに向かい、直前でダダダダダっと減速してバウンドを合わせて、上記のイチ・ニ・サン・ヨンのリズムで捕球から送球まで行います。
まずは、上手い選手のリズムを真似ることから始めてみるのもおすすめです。
最終的には、自分なりのリズムを作っていけるとよりいいですね!
それではまた!
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