【打撃改善】フォームのムダを無くして打率UP!豪速球にも負けない軸足にタメないフォーム作り
こんにちは!スポーチューバーTV、野球技術担当の下です。
今回のコラム&動画では、「フォームのシンプル化」についてお伝えします。
バッティング動作において「タメ」の動作は大切な一つの動きです。
正確には軸足股関節の「内旋」という動きです。
この動きはタイプによってその行われるタイミングは異なります。
- 構えの時点でやっておく
- ボールが来る前に行う
- ステップ時に行う
など大きくわけるとこの3つのタイミングにわかれます。
マクロな視点での傾向になりますが、日本人バッターは「しっかりとタメる」という意識が強く、海外のバッターはそれほどタメるという意識はおそらくありません。
それよりも踏み込んでいくという意識の方が強くもっていると推測しています。
フォームのシンプル化という事で今回は最初にタメをつくっておくフォームのメリットについてお伝えします。
メリットとしては、インパクトまでの時間を短縮できる事があります。
昨今の平均球速が上がり、変化球もストレートに近い変化球が主流となりつつあります。
バッター目線からいくと、ストレートと勘違いしてスイングしてしまう事になります。
その為、動き出しからインパクトまでボールをみる時間長くし、スイングには時間をかけない必要が出てきました。
そのように対応していかないとならなくなったわけですね。
動画でも説明していますが、タメの動作を最初から行っておく+踏み込みに行くという意識を持つ事で「タメる」動作までの過程の部分をカットする事ができます。
1つの工程をカットする事で意識をボールへ向けることにも繋がりますね。
タメをつくった状態から身体の中心はそれ以降後方には移動せず、踏み込んでいく事を意識していきます。
速いボールへも動作のスタートを遅らせる事が可能です。
もちろん動作的には最初に行っているので力をロスする事もありません。
これは推測にはなりますが、このままピッチャーの投球スピードが上がっていくとこのスタイルのフォームが大きなってくると思います。
デメリットとしては、踏み込む意識の場合頭が前にでやすいという事があります。
これではフォームが崩れてしまうのであまり意味がないですね。
「上下分離」の動作がここでできていないと打てるフォームにはなりません。
シンプルなフォームの場合でも、「やるべき必須動作」は必ず存在しそれを行う必要があります。
これを省いてしまうのは意味がありません。
失敗してしまうバッターはここでエラーが起こりますので、注意して行ってください。
いかがでしたでしょうか。
動作のシンプル化についてお伝えしていきました。
このコラム&動画が皆様の為になれば幸いです。
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