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指導者はチェック!選手が成長しない指導方法、成長する指導方法は?

下 広志

こんにちは!
スポチューバーTV、野球技術担当の下です。

今回のコラム&動画は指導者向けの内容になります。
選手を指導して行く時に、どこから指導していけばいいかわからない。というご相談を多く受けます。
また狙い通りスキル練習をしていかないと、急激に伸びたりした時に、

  • なぜ上手くなったのか指導者もわからない

という事が起こります。

理論や狙いに基づいて指導していく事で、効果的にする事が指導者には求められます。
その場で計画性や狙いなく指導して、調子を落としてしまう(スキルが落ちる)事はよくある事です。

  • なぜ上手く出来なくなったのか

という事も指導者は理解し責任をもって指導する事が必要です。
指導者の中にはそれを選手の責任に転化する方もいます。
今回の記事では、

  • どうしたら選手が効果的にスキルを習得できるか
  • その為に指導者はどのように考えていけばよいか

をお伝えしていきたいと思います。

効果的な練習の組み方

効果的な練習の組み方①:個別の動き

まず最初に考えて行くのは「個別の動き」です。
動作は抽象的な表現をされている事がほとんどです。

例えば「トップ」や「体重移動」も具体的にその動きを表す表現ではありません。
「トップ」と言われる表現には、それを実現するための動きがありさらに細分化されていきます。
まず技術を定着させていく為に必要な事は、抽象的な表現を具体的に細分化していく事が必要です。
トップであれば、

  • 肩、肩甲骨周辺の筋肉のストレッチ(伸張反射)
  • 肩甲骨の外転動作

が主な動きになります。

まず「トップ」を習得していくのであれば、細分化した上で練習していく必要があります。
いきなり多くの動作が含まれた事を練習するのではなく、その部位動きだけを反復して練習していきます。

効果的な練習の組み方②:統合する動き

次の段階としては、統合した練習をしていきます。
いくつかの個別的な動きを反復していき、それらの動きを一連の流れの中でできるか確認してみます。
「トップ」であれば素振りで確認してみるのも十分確認の練習になりますし、置きT、通常のトスアップ、マシン打撃などでも確認できますね。

より実際のフォームの動きに近づけていった時に、その動作が問題なくできているかを確認します。
仮にまだできない場合は、また前段階に戻って、個別の動作を行なっていきます。



因果関係から説明していく事

指導者としては、フォームや動作を行う為に因果関係から指導していく事は重要です。
ほとんど多いパターンとしては、
状況の指摘のみになってしまう事です。

  • 体が開く
  • トップが下がる
  • 体重を乗せろ

これらは今起きている現状を伝えているに過ぎません。

  • なぜそれが起こるのか
  • どうしたらそれが解決できるのか

そこまで踏まえて指導していく事も必要です。

「体が開く」という事を1つとってもその原因は様々で1つではありません。
風邪を引いたとしてもその原因は色々ですよね。
症状としては同じですが原因はここによって違います。
それと同じです。

動作の症状は同じでも原因は様々です。

その為指導者はその原因を見つける事も重要な仕事の一つです。
これができなければ、「狙った通りに上達させる事」もできません。

  • なぜかはわからないが上手くなった
  • なぜかわからないができなくなってしまった

という事が起きます。

まだ上手くなれば結果論としては良いかもしれませんが、後者になってしまえば選手側は残念でしかありません。
中学では3年間、高校でも3年間、大学で4年間ととても短い時間で競技をしていきます。
いかに効率よくそして野球へ集中できる様にしていくと良いですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
指導者が狙い通り指導をし、選手を上達させる為の指導方法についてお伝えしました。
動画でも説明していますので、ぜひご覧ください。

執筆者

下 広志

JBS武蔵 代表