体重移動を伴うペッパートレーニングで、予測不能な動きに対応しよう!
こんにちは!千葉と大阪を拠点に、コンディショニングコーチとして活動している、三浦佳祐(みうらけいすけ)です。
前回はペッパーという、ボールを使用したドリルをご紹介させていただきました。
簡単にできる基礎的なものをご紹介させていただきました。
今回は少し発展したドリルを行いたいと思います。
ペッパーの目的や効果については、前回のコラムをご参照ください。
また、前回のコラムと動画をご覧いただいた上で、今回のエクササイズを実施していただくと、より効果的です。あわせてご覧ください。
目次
- 今回ご紹介するペッパードリル
- リズム股割り
- ラテラルランジ
- クロスオーバー(逆シングル)
- フロントランジ
- まとめ
今回ご紹介するペッパードリル
前回ご紹介したドリルは、基本的に両足、もしくは軸足が、地面に接地した状態で行うものでした。
今回は、ボールに合わせて足を前後左右に踏み出すような、体重移動を伴う動作に発展させていきます。
リズム股割り
- 開始姿勢は、足を揃えて立った状態です。ボールをトスする人に、自分の目の前に立ってもらいます。
- 相手に、目線の高さからつま先を目がけてボールを落として貰います。
- つま先に落下してきたボールに対して、瞬間的に股割りの体勢を取り、地面に近い位置でキャッチします。
- 開始姿勢に戻るのと同時に、ボールを相手にトスで返します。
- 開始姿勢に戻ったら、間髪入れずに同じ位置にボールを投げて貰い、股割りでの捕球に入ります。
- この動作を、20回繰り返します。
ラテラルランジ
- 開始姿勢は、足を揃えて立った状態です。ボールをトスする人に、自分の目の前に少し離れて立ってもらいます。
- 相手に、身体の外側(左側)を目がけてボールをトスして貰います。
- そのボールに合わせるように、左足を開き、ラテラルランジ(左の股関節を折りたたむ)のような形でボールをキャッチします。(ボールは両足の間でキャッチします。)
- 開始姿勢に戻るのと同時に、ボールを相手にトスで返します。
- 開始姿勢に戻ったら、間髪入れずに同じ位置にボールを投げて貰い、同様の体勢でボールを捕ります。
- この動作は片側ずつでも交互でも構いませんので、合計で20回(片側10回)を行います。
逆シングル
- 開始姿勢は、足を揃えて立った状態です。ボールをトスする人に、自分の目の前に少し離れて立ってもらいます。
- 相手に、身体の外側(手を伸ばして届く範囲)にボールをトスして貰います。
- 身体の右側にボールが来た場合、左手を伸ばしてボールを取りに行きます。(いわゆる逆シングルの取り方です)その際、左足も身体の前を大きくクロスするように踏み込んでいきます。
- 開始姿勢に戻るのと同時に、ボールを相手にトスで返します。
- 開始姿勢に戻ったら、間髪入れずに同じ位置にボールを投げて貰い、同様の体勢でボールを捕ります。
- この動作は片側ずつでも交互でも構いませんので、合計で20回(片側10回)を行います。
フロントランジ
- 開始姿勢は、足を揃えて立った状態です。ボールをトスする人に、自分の目の前に少し離れて立ってもらいます。
- 足を前に開いて、後ろの膝が地面に付くギリギリの所で姿勢をキープします。
- (右脚が後ろの場合)ボールを身体の右側にトスして貰います。
- 左脚を前に踏み込んで(ランジの体勢)ボールをキャッチします。
- 開始姿勢に戻るのと同時に、ボールを相手にトスで返します。
- この動作は片側ずつでも交互でも構いませんので、合計で20回(片側10回)を行います。
まとめ
- ボールと身体に動きをつけることで、より難易度が高くなる。楽しみ(笑)も向上する。
- 楽しみながらも追い込んで、動きの基礎を作り上げよう!
次回は実際にチームでどんな流れでトレーニングを行っているのか、ご紹介させて頂きます。
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