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皆さんこんにちは、50度洗い第3弾、今回はお肉編ですよ。

今回はお肉を50度洗いしていきます。

豚肉

豚肉など肉類全般は表面に脂がありますよね。

さわやか〜に食べたいときは、50度で洗っちゃうのです!

洗い終わったお肉はザルなどにあげて水分を切ってから調理してくださいね。

豚肉の50度洗いについて

50度洗いは、表面の酸化物や脂分を取り除く下ごしらえなので、長い時間つけおく必要はありません。

また、50度洗いをすると、表面が白くなってきますが、これは火が通っているのではありませんよ。
タンパク質が水分に触れて白っぽくなっているだけなのです。

前回の乾物・干物篇でもお話ししましたが、50度という温度帯は過熱調理ではないのでタンパク質の変性はおこりません。だから50度洗いは「下ごしらえ」なのですよ。

食材はしっかりと下ごしらえを施すことで、食材の持つ本来の力(栄養価など)を引き出し、食味も増すのですよ。

だから、少ない調味料で美味しい料理に仕立てられるのですね。

少ない調味料で足りるのだから、少々お高くても良いものを使うことができますよね(笑)!

私は、子どもたちの食事は健康的で美味しくなくてはならないと考えているので調味料もしっかりと吟味しています。

ですから皆さまも、「お肉だからそのまま焼いちゃえば」という感覚を捨て、是非50度洗いを試してみてください。

星先生の写真

星先生

50度洗いをすると、雑味が口に残らない。
子どもたちの味覚は雑味に敏感なのですよ!

豚肉の50度洗い完成画像

鶏肉

鶏肉も表面には脂分がありますから、やはり酸化してしまいますよね。

鶏肉には、サルモネラ菌や大腸菌がついている可能性があります。それらの菌は50度では死滅しません。

50度洗いは殺菌しているのでは無いのです。

あくまでも、酸化物を除去して酸化していない新鮮な状態に戻そうという考え方です。

鶏の胸肉は疲労回復を促すアスリート食

鶏肉の50度洗い、イミダペプチドについて

鶏の胸肉には、イミダペプチドという疲労回復の成分があると言われています。

鶏の先祖は渡り鳥だと言われています。渡り鳥が長い距離を飛べるのはイミダペプチドの効果だと考えられているのですよ。

羽を動かすために胸の筋肉が一番使われます。

退化したニワトリは空を飛べませんが、渡り鳥の遺伝子を受け継いでいる。

疲労回復の成分(イミダペプチド)を多く含んだ鶏の胸肉は、アスリートにはもってこいの食材と言えますね。

また、皮を取ることで、低カロリー高タンパクな食材になるのですよ。

50度洗いをすることで、表面の脂分が取り除かれて、すぐに冷蔵庫に入れておくより日持ちします。

ミンチ

飯田研二氏の写真

飯田研二

ひき肉がありますよね!ちょっと気になりますね。
ひき肉も洗っちゃうのですか?

星先生の写真

星先生

ひき肉はミンチ状に加工されているので、空気に触れる表面積も大きくなります。

ミンチの50度洗いについて

酸化という観点から言うと、お肉の中では一番酸化していると思います。

50度洗いの後はザルに上げておくと、じわ〜っと水分が落ちてくるので絞らなくても大丈夫ですよ!

ミンチを50度洗いした後について

まとめ

  • お肉は流通の過程で酸化しているので50度洗いで酸化物を取り除くべし。
  • 「酸化=劣化」である。酸化物は疲労物質であるのでアスリートは食すべきではない。
  • 鳥の胸肉には疲労回復物質・イミダペプチドが多く含まれる理想のアスリート食材。
  • ひき肉は表面積が大きいので参加しやすい。50度洗いがとても有効である。
  • 50度洗いは加熱調理ではない。お肉にもとても有効な下ごしらえである。

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