皆さん、こんにちは。スポチューバーTVのはるみ先生です。

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今日もジュニアアスリートのための栄養学についてお話をします。

今日のテーマは「免疫力を高める食事」です。

これまでの動画&コラムでもお伝えしてきましたが、免疫力を高めるために大切な5つのポイントをおさらいしましょう。

  1. 活性酸素を除去する
  2. 腸内環境を整える
  3. 粘膜を強くする
  4. 自然免疫を整え、獲得免疫を増やす
  5. 血流をよくする

5つのテーマをまとめたコラムそれぞれには、テーマにそったメニューとレシピを紹介していますのでご覧くださいね。

今回は3つ目の「粘膜を強くする」ことについて詳しくお話しいたします。

メニュー
  1. 免疫システムにおいて、小腸に60〜70%の免疫が集中している訳
  2. 免疫システムとは
  3. 粘膜を強くする4つのポイント
  4. レシピ紹介

粘膜を強くする

免疫システムにおいて、小腸に60〜70%の免疫が集中している訳

小腸が身体への入り口!

栄養素は主に小腸で吸収されます。

栄養を吸収時する際に、細菌などの侵入リスクが高くなるので、小腸には身体の60〜70%の免疫が集中しているのです。

免疫システムとは

皮膚も免疫機能の一機能!

免疫システムにおいて、皮膚も立派なバリア機能を果たしているのです。

皮膚を弱酸性に保つことで、細菌や病原菌が体内に侵入するのを防ぐことができます。

侵入した病原菌やウイルスが、少腸に行き着くまでには、たくさんの免疫システムをくぐり抜けなくてはなりません。

まず、咳やくしゃみ、鼻水、唾液などなど。免疫システムの最前線で戦っているのですよ。

彼らの活躍で病原菌やウイルスの侵入を許しません。

身体の様々な免疫機能

また、さまざまな臓器には粘膜が備わり、白血球から作られた免疫細胞が待機しています。

胃には胃酸という強酸性の胃液が存在します。

ここでほとんどの細菌は死滅し生き残れません。

これら免疫システムをかいくぐり、小腸に侵入してきた細菌やウイルスに対しては、更なる免疫システムが働きます。

そう、粘膜です。粘膜は免疫力の源です。

病原菌は全ての粘膜、どこからでも侵入しようとしてきます。
もし突破されてしまうと、病原菌は血流に乗ってたちまち全身に広がってしまいます。

粘膜を強化することが重要です

粘膜を強くすることで、バリア機能をアップすることができるのですよ。

粘膜を強くする4つのポイント

粘膜を強くする4つのポイント

  1. まずは、喉や鼻の粘膜を強くし、最前線で病原菌やウイルスの侵入を防ぐ
  2. のどや鼻の粘膜の乾燥を防ぐため、加湿やマスクをする。
  3. 粘膜を強くする食事を取る。
  4. 唾液を出すために、咀嚼を増やす。

粘膜を強くする栄養素は主に3つあります。

①ビタミンA

  • レバー
  • うなぎ
  • 牛乳
  • チーズ
  • Βカロテンを含む色の濃い野菜

です。

②ビタミンB2

  • レバー
  • うなぎ
  • さんま
  • ぶり
  • 納豆
  • 牛乳

③ねばねば成分。

  • 納豆
  • おくら
  • やまいも
  • なめこ
  • れんこん
  • もずく

次回は「自然免疫を整え、獲得免疫を増やす」です。お楽しみに!

はるみ先生のイメージ

はるみ先生

次回もお楽しみに〜!

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